今シーズンから新設
日本野球機構(NPB)は17日、今シーズンから新たにコミッショナー表彰として制定した「ローソンチケット スピード アップ賞」の受賞者を発表。パ・リーグは西武の牧田和久と楽天の藤田一也、セ・リーグは投打ともに中日のバルデスと大島洋平がそれぞれ受賞した。
試合を心地よく、魅力的にするためにスピーディーに進めた選手、個人及びチームを対象として優秀者を表彰するのが「スピードアップ賞」。投手部門では、レギュラーシーズンにおいて最も平均投球間隔(※無走者時)が短かった投手が選出される。
西武の牧田はこれが平均8.1秒で、12球団トップの数字。テンポの早い投球でチームに流れを呼び込み、中継ぎながら7勝をマークした。
野手部門は、相手投手の平均投球間隔(無走者時)が最も短かった打者が表彰。中日のトップバッター・大島洋平が12球団トップの12.1秒を叩き出している。
また、チーム部門では、最も平均試合時間(9回試合のみ)が短かったチームが表彰。パ・リーグは3時間08分のロッテが、セ・リーグは3時間02分の巨人が受賞した。
「スピードアップ賞」の第1回受賞者は以下の通り。
【スピードアップ賞】
<投手>
パ:牧田和久(西武) 8.1秒
セ:バルデス(中日) 8.5秒
※タイムは無走者時の平均投球間隔
<野手>
パ:藤田一也(楽天) 12.3秒
セ:大島洋平(中日) 12.1秒
※タイムは無走者時の相手投手の平均投球間隔
<チーム>
パ:ロッテ 3時間08分
セ:巨人 3時間02分
※タイムは平均試合時間(9回試合のみ)
<特別賞>
※選考中