大谷の一発から大量6得点
侍ジャパンの大谷翔平(日本ハム)が12日、オランダとの強化試合で豪快な代表初本塁打を放った。
大谷はこの試合「6番・指名打者」で先発出場。オランダの先発右腕・ジャージェンスの前に第1打席は空振り三振に倒れたが、1-5で迎えた5回は先頭打者として2度目の打席に入り、フルカウントからの6球目を右中間スタンド上段へ突き刺した。
圧巻の飛距離を見せつけた大谷は、「フルカウントだったのでフォアボールでもよかったのかなと思いました。ホームランはたまたまです。逆転できるように頑張ります」と振り返った。
その言葉通り、この一発が反撃の口火となり、侍ジャパンはこの回一挙6得点で逆転。二死満塁から同点となる3点二塁打を放った3番坂本(巨人)は、「自分の好きな球を待っていた。みんなで作ったチャンス、一振りで決められてよかったです」と、チームメイトのチャンスメイクに感謝した。