反撃の狼煙、2度目の打席は敬遠
侍ジャパンの大谷翔平(日本ハム)が、オランダとの強化試合に代打で出場し、規格外の二塁打を放った。
ベンチスタートの大谷は、2-8の7回に先頭打者として代打で登場。オランダの4番手右腕・フロラヌスが投じた高めの直球を強引に振り抜くと、打球は高々と右翼方向へ舞い上がり、東京ドームの天井部分に直撃した。
従来なら反動で落下するはずだが、これが天井部の隙間に吸い込まれ落下せず。大谷はそのままダイヤモンドを一周したが、これはグラウンドルールによる二塁打と判定。それでも驚愕の一打に、球場内はどよめきに包まれた。
侍ジャパンは大谷の二塁打を口火に反撃開始。2番菊池(広島)の適時二塁打で大谷が生還すると、その後も3番山田(ヤクルト)、5番筒香(DeNA)、6番鈴木(広島)に適時打が生まれ、一気に8-8の同点に追いついた。
打順が一巡し、二死二塁の場面で大谷に2度目の打席が巡ってきたが、ここは敬遠。その後二死満塁となったが、1番秋山(西武)は三ゴロに倒れた。