ニュース 2016.11.14. 07:45

【侍ジャパン】大谷、鈴木が存在感 強化試合の打撃成績一覧

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強化試合で存在感を見せた鈴木誠也(左)、大谷翔平(右)

大谷、鈴木が大活躍


 10日から東京ドームで行われたメキシコ、オランダとの強化試合を3勝1敗で終えた侍ジャパン。この4試合で打撃陣は35得点を奪い、小久保裕紀監督は「2戦目からは本来の自分たちの調子で打線が繋がったと思います」と納得の表情を見せた。

 特にこの強化試合で存在感を見せたのは、二刀流の大谷翔平(日本ハム)だろう。強化試合では野手に専念し、4試合全てに出場した。代打で登場した10日のメキシコ戦こそ無安打に終わったが、「3番・指名打者」で先発出場した翌11日の試合は2安打2四球で4度の出塁。さらに盗塁も決め、試合後に小久保裕紀監督は「打ってよし、投げてよしの大谷が走ってもいいということを再認識した」と評価した。

 12日のオランダ戦で右中間スタンドへ本塁打、13日の試合では代打で登場し、打球が東京ドームの天井に吸い込まれる特大の二塁打を放つなど、強化試合4試合で打率.455、1本塁打という成績を残し、指揮官に「打線に入ると点が入りそうな雰囲気があった」と言わしめた。

 また大谷と同学年の鈴木誠也(広島)も“神ってる”活躍を見せた。特に13日のオランダ戦では、7回の第4打席に同点2点タイムリー二塁打を放つと、8-8で迎えた延長10回一死満塁から勝ち越しの満塁弾。6打点を挙げる働きで、本大会に向けて大きくアピールした。

「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC」は来年3月に開幕する。オフ明けの難しい時期ではあるが、今回の強化試合で見せた打撃力を本戦でも期待したいところだ。

強化試合の打撃成績


<投手>
16 大谷翔平
4試 率.455 本1 点1

<捕手>
22 小林誠司(巨人)
3試 率.000 本0 点0

27 大野奨太(日本ハム)
3試 率.429 本0 点2

37 嶋基宏(楽天)
2試 率.000 本0 点0

<内野手>
3 松田宣浩(ソフトバンク)
3試 率.077 本1 点1

4 菊池涼介(広島)
3試 率.308 本0 点2

6 坂本勇人(巨人)
3試 率.375 本0 点4

9 中島卓也(日本ハム)
3試 率.286 本0 点0

13 中田翔(日本ハム)
4試 率.182 本0 点3

23 山田哲人(ヤクルト)
4試 率.077 本0 点2

<外野手>
1 内川聖一(ソフトバンク)
2試 率.286 本0 点1

7 中村晃(ソフトバンク)
3試 率429 本1 点2

25 筒香嘉智(DeNA)
4試 率.308 本0 点5

51 鈴木誠也(広島)
4試 率.313 本1 点6

55 秋山翔吾(西武)
4試 率.294 本0 点4
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