第47回明治神宮大会・高校の部
○ 履正社 11 - 6 早稲田実業 ●
<11月15日 神宮>
明治神宮大会は大会5日目。高校の部は決勝が行われ、履正社(近畿代表/大阪)が早稲田実業(東京代表)を11-6で下し、初優勝を飾った。
先制したのは早実だった。初回二死走者なしから3番の清宮が、ライトスタンドに突き刺す高校通算76号となる本塁打で幸先良く先制。
履正社もすぐさま2回に7番の片山のタイムリーで同点に追いつくと、続く3回に一死一、三塁から安田がライトスタンド中段へ3ランを放ち勝ち越しに成功する。
その裏、早実は清宮のタイムリーで1点を返すと、続く野村の2点タイムリー二塁打で同点に追いつく。なおも一死三塁とチャンスは続き、小西のタイムリーで逆転に成功。さらに中川のタイムリーで1点を加えてこの回、5点を奪った。
履正社も2点を追う4回に無死満塁から西山の2点タイムリー二塁打で同点。続く安田の犠飛で再び逆転すると、若林のタイムリー、片山の3ランでこの回一挙7点を奪い逆転に成功した。
早実もその裏、一死満塁のチャンスを作るも1点も挙げられることができず。中盤以降は両校の投手が奮闘し、11-6で履正社が2度目の出場で嬉しい初優勝を飾った。
敗れた早実は76年以来40年ぶりの明治神宮大会制覇とはならなかった。
【優勝インタビュー】
岡田龍生監督
Q 初優勝おめでとうございます。
「ありがとうございます」
Q スゴイ試合になりました。
「最終的にはどうなるかなと思ったんですけど、途中から出た竹田がよく踏ん張ってくれたと思います」
Q 清宮君に先制本塁打を浴びました。
「(清宮の)レベルが違いましたね。ヘッドは凄く速く振れますし、高校生ではなかなか抑えられない凄い打者だと思います」
Q それを上回るような安田君の逆転3ラン。打の履正社というところを見せました。
「まだまだ安田は清宮君のレベルではないので、この冬しっかり頑張って、少しでも近づけるように努力してもらいたいと思います」
Q 国体、神宮優勝。履正社が強いというところを見せています。
「そんなことはないんですけど、3年生が良く頑張ってくれました。1、2年生が財産を受け継いでやってくれたと思います」
Q 春の大会に向けて。
「一冬を超えれば、どこのチームもレベルアップします。うちも負けないように今まで以上に、この冬は頑張って来年に迎えたいと思います」
安田尚憲
Q 注目の試合になりました。
「決勝戦ということで、ここまで来たら絶対に勝とうとみんなで話していた。今年最後の公式戦で勝ちきれたことが何よりもうれしいことです」
Q 見事なホームランでした。
「これまでチームに迷惑を沢山かけてきたので、形はどうであれ1本出そうという気持ちで振りました。最高の形に繋がって本当に嬉しかったです」
Q 東の清宮、西の安田、スラッガーとしてのプライドはありましたか?
「全然清宮の方が上だと思いますし、自分の実力はまだまだだと思います。今日は履正社が勝てたということで、チームとして勝てたことが嬉しかったです」
片山悠
Q ピッチャーが変わっていく中で、どうやって落ち着いていけると思いリードしたか。
「苦しい展開だったんですが、ピッチャーを見ながら、場面、場面を乗り切っていこうと思いました」
Q 最後の最後まで早稲田実業は粘りを見せました。強かったですよね。
「強かったです」
Q ホームランの手ごたえは。
「手応えはなかったんですが、ここで1本出そうと思って打席に入りました」
Q 岡田監督の表情が怒ったり、笑ったり目まぐるしかったんですが、ベンチでどうでした?
「監督の顔は厳しかったのですが、ここで1本出してチームの雰囲気をあげようと思って振りました」
Q チームを代表して、これからに向けて豊富をお願いします。
「今年最後の公式戦で勝てたのは大きいので、甲子園優勝するために冬を頑張っていきたいと思います」
○ 履正社 11 - 6 早稲田実業 ●
<11月15日 神宮>
明治神宮大会は大会5日目。高校の部は決勝が行われ、履正社(近畿代表/大阪)が早稲田実業(東京代表)を11-6で下し、初優勝を飾った。
先制したのは早実だった。初回二死走者なしから3番の清宮が、ライトスタンドに突き刺す高校通算76号となる本塁打で幸先良く先制。
履正社もすぐさま2回に7番の片山のタイムリーで同点に追いつくと、続く3回に一死一、三塁から安田がライトスタンド中段へ3ランを放ち勝ち越しに成功する。
その裏、早実は清宮のタイムリーで1点を返すと、続く野村の2点タイムリー二塁打で同点に追いつく。なおも一死三塁とチャンスは続き、小西のタイムリーで逆転に成功。さらに中川のタイムリーで1点を加えてこの回、5点を奪った。
履正社も2点を追う4回に無死満塁から西山の2点タイムリー二塁打で同点。続く安田の犠飛で再び逆転すると、若林のタイムリー、片山の3ランでこの回一挙7点を奪い逆転に成功した。
早実もその裏、一死満塁のチャンスを作るも1点も挙げられることができず。中盤以降は両校の投手が奮闘し、11-6で履正社が2度目の出場で嬉しい初優勝を飾った。
敗れた早実は76年以来40年ぶりの明治神宮大会制覇とはならなかった。
【優勝インタビュー】
岡田龍生監督
Q 初優勝おめでとうございます。
「ありがとうございます」
Q スゴイ試合になりました。
「最終的にはどうなるかなと思ったんですけど、途中から出た竹田がよく踏ん張ってくれたと思います」
Q 清宮君に先制本塁打を浴びました。
「(清宮の)レベルが違いましたね。ヘッドは凄く速く振れますし、高校生ではなかなか抑えられない凄い打者だと思います」
Q それを上回るような安田君の逆転3ラン。打の履正社というところを見せました。
「まだまだ安田は清宮君のレベルではないので、この冬しっかり頑張って、少しでも近づけるように努力してもらいたいと思います」
Q 国体、神宮優勝。履正社が強いというところを見せています。
「そんなことはないんですけど、3年生が良く頑張ってくれました。1、2年生が財産を受け継いでやってくれたと思います」
Q 春の大会に向けて。
「一冬を超えれば、どこのチームもレベルアップします。うちも負けないように今まで以上に、この冬は頑張って来年に迎えたいと思います」
安田尚憲
Q 注目の試合になりました。
「決勝戦ということで、ここまで来たら絶対に勝とうとみんなで話していた。今年最後の公式戦で勝ちきれたことが何よりもうれしいことです」
Q 見事なホームランでした。
「これまでチームに迷惑を沢山かけてきたので、形はどうであれ1本出そうという気持ちで振りました。最高の形に繋がって本当に嬉しかったです」
Q 東の清宮、西の安田、スラッガーとしてのプライドはありましたか?
「全然清宮の方が上だと思いますし、自分の実力はまだまだだと思います。今日は履正社が勝てたということで、チームとして勝てたことが嬉しかったです」
片山悠
Q ピッチャーが変わっていく中で、どうやって落ち着いていけると思いリードしたか。
「苦しい展開だったんですが、ピッチャーを見ながら、場面、場面を乗り切っていこうと思いました」
Q 最後の最後まで早稲田実業は粘りを見せました。強かったですよね。
「強かったです」
Q ホームランの手ごたえは。
「手応えはなかったんですが、ここで1本出そうと思って打席に入りました」
Q 岡田監督の表情が怒ったり、笑ったり目まぐるしかったんですが、ベンチでどうでした?
「監督の顔は厳しかったのですが、ここで1本出してチームの雰囲気をあげようと思って振りました」
Q チームを代表して、これからに向けて豊富をお願いします。
「今年最後の公式戦で勝てたのは大きいので、甲子園優勝するために冬を頑張っていきたいと思います」