投手と野手を兼ねる22歳の若者は、ベーブ・ルース以来となる最高の“ツー・ウェイ・プレーヤー”であること証明している。

　先日のWBC強化試合、対オランダ戦で東京ドームの天井に消えた特大の二塁打により、大谷翔平の時代がやってきたことを皆に確信させたと、アメリカの『ヤフー！スポーツ』が報じた。

　同記事では、大谷の投打における今季の成績を紹介しつつ、全MLBのチームは、日本ハムが大谷にMLBで活躍するチャンスを与えるかどうかに注目していると主張。今年の冬に動く可能性は低いが、万が一大谷がMLBでプレーするとなれば、その若さと優れた才能によりMLBで一番の注目株になると伝えた。

　メディア界でも称賛の声を集めている大谷。MLBに参戦するにあたり、打者と投手、どちらも甲乙つけ難い才能を各チームがどのように評価し、起用するのかが、早くも話題となっている。

　パワーヒッターでありながらレッドソックス時代にはエースとしても活躍したベース・ルースのように、MLBでも二刀流として活躍するのか!? まずは、規格外のプレーを見せ続ける大谷が来年3月のWBCでどのような活躍を見せるのかに注目したい。