キッカケはイチロー
今季はセ・リーグが広島・菊池涼介の181安打、一方パ・リーグは178安打でロッテ・角中勝也が最多安打のタイトルに輝いた。今季は広島とロッテの選手だったが、各球団で最後に同タイトルを獲得した選手は誰だったのか見ていきたい。
そもそも最多安打がタイトルとして制定されたのは、今から22年前の1994年。当時オリックスのイチローが、この年に史上初となる年間200安打を記録したのをきっかけに、最多安打がタイトルとして表彰されるようになった。
各球団最後の最多安打獲得者を見ていくと、05年に球団が創設された楽天からは同タイトルを受賞した選手はまだ出ていない。また、中日は楽天を除いた11球団の中では、最後の最多安打が96年のパウエルと最も遠ざかっていた。
各球団最後の最多安打獲得者
【日本ハム】
稲葉篤紀 176安打(2007年)
【ソフトバンク】
中村晃 176安打(2014年)
【ロッテ】
角中勝也 178安打(2016年)
【西武】
秋山翔吾 216安打(2015年)
【楽天】
タイトル獲得者なし
【オリックス】
坂口智隆 175安打(2011年)
【広島】
菊池涼介 181安打(2016年)
【巨人】
坂本勇人、長野久義 173安打(2012年)
【DeNA】
内川聖一 189安打(2008年)
【阪神】
マートン 178安打(2013年)
【ヤクルト】
川端慎吾 195安打(2015年)
【中日】
パウエル 176安打(1996年)