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大谷、ダルに並ぶ高卒5年の最高額もファンは「安くない…?」

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大谷の年俸、みなさんはどう思いましたか?

高卒5年目の史上最高額


 日本ハムの大谷翔平が5日に契約を更改。前年から7000万円アップの2億7000万円でサインした。(※金額は推定)

 高卒4年目の今シーズンは“二刀流”のどちらもレベルアップ。史上初となる10勝&20本塁打&100安打を成し遂げ、ベストナインではこれまた史上初の投手と指名打者の2部門でW受賞というまさに神がかり的な活躍を見せてきた大谷。チームも日本一に輝き、個人としてもほぼ満票でリーグMVPに選出されるなど、これ以上ないような1年を過ごした。

 2億7000万円という金額は、高卒5年目の選手としてはあのダルビッシュ有と並ぶ史上最高額。しかし、ファンの間では「思ったよりも安い」という声が相次いでいる。



大谷“付近”の選手って誰がいる?


・「感覚がおかしいのかもしれないけど、安くない?」
・「倍くらいかと思っていた」
・「もっと高くても誰も文句言わないだろうに」

 これらはファンの声の中のほんの一部。もちろん、2億7000万円という金額はなかなか辿り着ける領域ではないのだが、多くのプロ野球ファンはそれでも「安い」と感じてしまったのだ。

 では、現在の球界で大谷の2億7000万円付近に位置する選手というと誰になるだろうか。12月4日時点で契約を更改した選手に限り、年俸2億円~3億円の選手たちをピックアップした。


【2017年・新年俸】
3億円     筒香嘉智(De)  △2億円
2億8000万円  中田 翔(日)  △3500万円
2億7000万円 大谷翔平(日) △7000万円
2億6000万円  阿部慎之助(巨) ▼6600万円
2億3000万円  菅野智之(巨)  △1億円
2億3000万円  福留孝介(神)  △3000万円
2億2500万円  長野久義(巨)  △5000万円
2億2000万円  増井浩俊(日)  増減なし
2億2000万円  村田修一(巨)  ▼8000万円
2億円     宮西尚生(日)  △1000万円
2億円     田中賢介(日)  △5000万円
2億円     則本昂大(楽)  △5000万円
2億円     今江年晶(楽)  増減なし
2億円     内海哲也(巨)  ▼2億円
2億円     秋山翔吾(西)  △5000万円

※金額はすべて推定
※「△」=アップ、「▼」=ダウン
※大谷以外は12月4日時点で更改済みの選手


 この通り、これまでの年俸ランキングにあてはめてみると、大谷は「阿部慎之助よりも上で中田翔よりは下」というポジションに落ち着く。

 順位というよりも、気になるのはその上げ幅。昨年は15勝をマークするなど投手としては飛躍を遂げたが、打撃では苦戦。それでも1億円アップという増額を勝ち取っていた。

 それが今年は勝ち星こそ昨年に及ばずも、リーグMVPに輝いてチームも日本一になったのにアップは7000万円。そこに引っかかるファンが多いようだ。


常識を覆し続けた男


 思い返してみると、今から4年前のこの時期はメジャーと日本の間で揺れていた18歳。当時はなかなか決まらない話し合いからヒールのように扱われることも少なくなく、プロ野球ファンの大谷に対する印象というのは決して良いものではなかった。

 それが4年経つと、多くのファンが「年俸が安い!かわいそう!」と言うようになる。返してきた手のひらの数こそ男の勲章であり、この4年間で残した最大の財産なのかもしれない。


 来年からは“今年が最後かも”と思いながら男を見守る日々がはじまる。

 後悔することのないよう、2017年シーズンはハムの「11」をしかと目に焼き付けておきたい。


大谷翔平のこれまで

<1年目=2013年> 
☆年俸1500万円
[投] 13試(61回2/3) 3勝0敗 奪三振46 防御率4.23
[打] 77試 打率.238(189-45) 本塁打3 打点20

<2年目=2014年>
☆年俸3000万円
[投] 24試(155回1/3) 11勝4敗 奪三振179 防御率2.61
[打] 87試 打率.274(212-58) 本塁打10 打点31

<3年目=2015年>
☆年俸1億円
[投] 22試(160回2/3) 15勝5敗 奪三振196 防御率2.24
[打] 70試 打率.202(109-22) 本塁打5 打点17

<4年目=2016年>
☆年俸2億円
[投] 21試(140回) 10勝4敗 奪三振174 防御率1.86
[打] 104試 打率.322(323-104) 本塁打22 打点67
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