阪神・原口が大幅アップ
11月から始まった契約更改。12月6日時点のアップ率を見ると、年俸2200万円で更改した原口文仁(阪神)が358%のアップ率でトップとなっている。
育成契約から3年ぶりに支配下登録を勝ち取った今季は、5月に月間打率.380、5本塁打、17打点の成績を残し月間MVPを受賞。7月にはオールスターにも選出され、飛躍の1年となった。もともとが育成契約だったという部分もあるが、今回の昇給率は球団史上最高のアップ率とのこと。
2位はプロ3年目の今季、自身初の2桁10勝をマークした高梨裕稔(日本ハム)の261%。3位は同じくプロ3年目で22試合に登板し、7勝を挙げた二木康太(ロッテ)で、アップ率は233%だ。
4位はセンターのレギュラーに定着し、チームの躍進を支えた桑原将志(DeNA)の208%、5位はシーズン終盤からショートのレギュラーに定着した北條史也(阪神)の201%アップだった。
当然のことではあるが、前年まで低年俸だった選手やチームの主力に定着した選手たちがトップ5に名を連ね、大幅アップを勝ち取っている。
今オフの契約更改で大幅アップした選手トップ5
1位 358%UP 原口文仁(阪神)
年俸:(16年)480万円→(17年)2200万円
成績:107試 率.299 本11 点44
2位 261%UP 高梨裕稔(日本ハム)
年俸:(16年)830万円→(17年)3000万円
成績:37試 10勝2敗 防2.38
3位 233%UP 二木康太(ロッテ)
年俸:(16年)540万円→(17年)1800万円
成績:22試 7勝9敗 防5.34
4位 208%UP 桑原将志(DeNA)
年俸:(16年)1300万円→(17年)4000万円
成績:133試 率.284 本11 点49
5位 201%UP 北條史也(阪神)
年俸:(16年)730万円→(17年)2200万円
成績:122試 率.273 本5 点33
※金額は推定