「選ばれた責任と自覚を持って」
来年3月に迫った「2017 ワールド・ベースボール・クラシック」に参戦する侍ジャパンの一部が20日、発表された。
一部メンバーを先行発表した意義について、小久保監督の代わりに会見に出席した侍ジャパンの加茂団長は「選ばれた選手たちには、侍ジャパン代表選手としての責任と自覚を持ってオフを過ごし、2月1日からの所属球団のキャンプイン、23日からの日本代表強化合宿を万全の状態で迎え、WBC世界一奪還を目指して準備を進めてほしい」という監督の強い意向のもと、先行してメンバー発表が行われたことを明かした。
なお、残りの10名はMLB所属選手も含めて選考中とのこと。メジャーリーガーの招集に関して加茂団長は、「WBCIに提出した暫定ロースターに名前を入れた」ことを明かし、「それを受けてWBCIが所属球団と調整中。連絡があり次第、監督を中心とした編成後の報告になる」とコメント。「できるだけ速く発表したいが、日時は未定」とした。
20日発表の代表メンバー18名は以下の通り。
侍ジャパンメンバー(18名)
<投手>増井浩俊(日本ハム)
宮西尚生(日本ハム)
大谷翔平(日本ハム)
牧田和久(西武)
則本昂大(楽天)
菅野智之(巨人)
秋吉 亮(ヤクルト)
<捕手>
大野奨太(日本ハム)
嶋 基宏(楽天)
<内野手>
中田 翔(日本ハム)
松田宣浩(ソフトバンク)
菊池涼介(広島)
坂本勇人(巨人)
山田哲人(ヤクルト)
<外野手>
内川聖一(ソフトバンク)
秋山翔吾(西武)
鈴木誠也(広島)
筒香嘉智(DeNA)
※残る10名はMLB所属選手も含めて選考中。決まり次第発表。