ニュース 2016.11.21. 07:45

小久保ジャパン発足後、最も多く4番で出場している選手は?

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侍ジャパンの小久保裕紀監督
 小久保ジャパン発足後、2013年の台湾遠征から13日まで行われていたメキシコ、オランダとの強化試合まで28試合を戦った。10日から13日まで行われた強化試合では、中田翔(日本ハム)が全4試合で4番に座ったが、小久保ジャパン発足後に最も多く4番を任されている選手は誰なのだろうか。

 強化試合で全試合4番に座った中田が28試合中17試合で、4番で出場している。11日のメキシコ戦、12日のオランダ戦で打点を挙げるなど、4番で出場した試合は6打点をマークしている。一方で通算の打率は.147(61-9)と低い。4番以外の打順で出場した試合では、打率.350(40-14)、3本塁打15打点と高い成績を残す。特に4番で一度も出場しなかったプレミア12では、大会通算15打点を挙げるなど、ベストナインを受賞した。4番では本来の働きを見せる事ができていないが、他の打順では好結果を残している。

 中田の次に多いのが、代表招集はプレミア12のみの中村剛也(西武)の7試合だ。プレミア12前の強化試合となったプエルトリコ戦で初めて代表の4番に座ると、本大会も1次ラウンドでは4番で出場した。現役最多となる6度の本塁打王に輝くスラッガーも、侍ジャパンの4番では1本もアーチを描くことができず、打点も挙げられなかった。

 メキシコ、オランダとの強化試合で5打点をマークした筒香嘉智(DeNA)は、4番で出場した試合が4試合と最も少ないが、打率.400(15-6)、1本塁打4打点を記録する。3月に行われたチャイニーズタイペイとの強化試合では「4番・レフト」で出場し、本塁打を放つなど3打点の活躍を見せた。DeNAで4番を打つ男は、侍ジャパンでも変わらずに結果を残している。

 『第4回 ワールドベースボールクラシック』開幕まで残りわずか。代表メンバーが気になるところだが、本大会で誰が4番を打つかも注目だ。

【小久保ジャパン発足後4番で出場した選手】
中田翔(日本ハム)
17試 率.147 本0 点6

中村剛也(西武)
7試 率.174 本0 点0

筒香嘉智(DeNA)
4試 率.400 本1 点4
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