ニュース 2016.12.21. 10:00

ルーキーの年俸アップ率トップ5【2016年】

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DeNAの今永昇太
 16年のルーキーは、球団の新人新記録となる136安打を放った高山俊(阪神)、2本のランニング本塁打を放った茂木栄五郎(楽天)、新人では12球団最多の8勝をマークした今永昇太(DeNA)などの活躍が光った。そこで、15年のドラフトで入団した選手たちの年俸アップ率の上位5人を見ていきたい。

 1位は167%アップの高山、茂木、今永の3人だ。高山は3月25日に行われた中日との開幕戦、「1番・左翼」で先発出場し、初回の第1打席でプロ初安打をいきなり放つと、3・4月は打率.272をマーク。その後、調子を落とした時期もあったが、球団の新人新記録となる136安打、新人のプロ野球記録2位の13回の猛打賞をマークする活躍ぶり。新人王にも選ばれたルーキーは167%アップの年俸4000万円でサインした。

 開幕ローテーションを掴んだ今永は3・4月、防御率2.45を記録するも、0勝4敗と白星を手にすることができなかった。それでも5月にプロ初勝利を含む4勝を挙げると、最終的には8勝9敗、防御率2.93を記録した。

 茂木は3・4月、打率.234と苦戦したが、5月に入ると2試合連続で4安打を記録するなど、月間打率.371をマーク。7月に故障で1カ月離脱した時期もあったが、9月に月間打率.306を記録するなど、最終的には打率.278をマークした。

 4位は先発と中継ぎを務め7勝を挙げた加藤貴之(日本ハム)の117%アップ、5位がチーム最多の捕手で110試合にスタメン出場した戸柱恭孝(DeNA)の111%アップだった。



【新人選手の年俸アップ率トップ5】
1位 高山俊(阪神)
アップ率:167%アップ 
推定年俸:1500万円 → 4000万円
今季成績:134試 率.275 本8 点65

1位 今永昇太(DeNA)
アップ率:167%アップ 
推定年俸:1500万円 → 4000万円
今季成績:22試 8勝9敗 防2.93

1位 茂木栄五郎(楽天)
アップ率:167%アップ 
推定年俸:1200万円 → 3200万円
今季成績:117試 率.278 本7 点40

4位 加藤貴之(日本ハム)
アップ率:117%アップ
推定年俸:1200万円 → 2600万円
今季成績:30試 7勝3敗 防3.45

5位 戸柱恭孝(DeNA)
アップ率:111%アップ
推定年俸:950万円 → 2000万円
今季成績:124試 率.226 本2 点23

(金額は推定)
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