東京ドームでの成績
日本ハムからFA宣言した陽岱鋼は、巨人へ移籍した。日本ハム時代は広い札幌ドームを本拠地に戦ってきたが、巨人へ移籍した来季から東京ドームが本拠地となる。東京ドームでは、どのような成績を残してきたのだろうか…。
日本ハムもかつて東京ドームを本拠地にしていたこともあり、年に数回は試合を行っていた。06年にプロ入りしてから東京ドームでは、83試合に出場して、打率.275、8本塁打、28打点、11盗塁の成績を残した。陽岱鋼の通算打率は.273ということを考えると、まずまずの成績といえるだろう。
一軍デビューした07年から4年間は打率.122と苦戦したが、レギュラーに定着した11年以降は、4年連続で打率3割以上を記録している。特に13年は7月1日のソフトバンク戦、9月4日のソフトバンク戦で猛打賞を記録するなど、12試合に出場して、打率.386、2本塁打、9打点、4盗塁と好成績を残した。
【東京ドームでの通算成績】
83試 率.275 本8 点28 盗11
対セ・リーグ球団の成績
東京ドームの成績はまずまずだが、パ・リーグからセ・リーグのチームへ移籍した。パ・リーグとセ・リーグの配球の違いに対応できるか気になるところ。交流戦での成績は通算131試合に出場して、打率.287、13本塁打、57打点、16盗塁の成績だった。
13年から故障で交流戦の出場がなかった15年を除いて、毎年打率3割以上をマーク。14年は打率.407、3本塁打、13打点を記録した。今季は18試合に出場して、打率.329、2本塁打、9打点、1盗塁の成績。
今季の交流戦では、ヤクルト、中日、DeNAから3試合ではあるが、打率3割以上を記録し、ヤクルト戦は打率.500(14-7)だった。
東京ドーム、交流戦の成績だけ見ると、セ・リーグでの活躍が期待できそうだ。
【交流戦での通算成績】
131試 率.287 本13 点57 盗16