年越しは笑顔?涙?
いよいよ2016年も残すところあと2日。各球団も年越しの準備を済ませ、来る2017年を待つのみとなった。
オフの話題といえば、やはり選手たちの契約更改。まだ全員が判を押したわけではないものの、ほとんどの選手が年内で契約を更新している。
今回はここまでの時点で契約更改を済ませた選手を対象に、年俸のアップ額・ダウン額の大きかった選手に注目。それぞれ上位10名をランキングにした。
大幅アップで笑顔の更改となったのは...。反対につらい年越しとなったのは...。それぞれのトップ10は以下の通り。
アップ額Top10
1位 △2億0000万円 筒香嘉智(DeNA/3億円)
2位 △1億8000万円 松田宣浩(ソフトバンク/4億円)
3位 △1億3000万円 山田哲人(ヤクルト/3億5000万円)
4位 △1億0000万円 坂本勇人(巨人/3億5000万円)
4位 △1億0000万円 菅野智之(巨人/2億3000万円)
6位 △7000万円 大谷翔平(日本ハム/2億7000万円)
7位 △6100万円 角中勝也(ロッテ/1億4100万円)
8位 △6000万円 大島洋平(中日/1億5000万円)
8位 △6000万円 菊池涼介(広島/1億4500万円)
10位 △5500万円 丸 佳浩(広島/1億4000万円)
10位 △5500万円 浅村栄斗(西武/1億5500万円)
10位 △5500万円 今宮健太(ソフトバンク/1億4500万円)
10位 △5500万円 石川 歩(ロッテ/1億3000万円)
アップ額トップはDeNAの主砲・筒香。なんと前年から2億円もの増額を掴み取った。
今年は不動の4番、そして主将としてもチームを牽引。自己最多の44本塁打、110打点をマークしてセ・リーグの二冠王にも輝き、来年のWBCでも日本の中軸としての活躍が期待される。
2位のソフトバンク・松田は成績こそ昨年には及ばなかったものの、4年契約の2年目を1億8000万増で更改。来季から念願の背番号「3」もゲットし、チームの顔として更なる活躍に期待がかかる。
3位には、前人未到の2年連続トリプルスリーを達成したヤクルト・山田がランクイン。次いで首位打者&最高出塁率の巨人・坂本と、最優秀防御率&最多奪三振の巨人・菅野という5名が1億円以上のアップを掴んでいる。
ダウン額Top10
1位 ▼2億0000万円 内海哲也(巨人/2億円)
2位 ▼9000万円 松井稼頭央(楽天/7000万円)
3位 ▼8000万円 村田修一(巨人/2億2000万円)
4位 ▼6600万円 阿部慎之助(巨人/2億6000万円)
5位 ▼5600万円 森野将彦(中日/8400万円)
6位 ▼5200万円 西村健太朗(巨人/7000万円)
7位 ▼5000万円 梵 英心(広島/4000万円)
8位 ▼4500万円 井口資仁(ロッテ/1億3500万円)
9位 ▼3000万円 青山浩二(楽天/6000万円)
9位 ▼3000万円 大竹 寛(巨人/7000万円)
ダウン額のトップは巨人・内海で、その額はなんと2億円となった。
今季は18試合の登板で9勝6敗と復活を印象づけたものの、今年で4年契約最終年だったということから、直近2年の不振が響いて大幅ダウン。悔しさをバネに来季の復活を目指す。
2位の松井も、減額制限を超える大幅ダウン。今季は足の故障の影響で56試合の出場に留まった。来季で42歳を迎えるベテランも、「もう一回レギュラーをとる」とリベンジに燃えている。