○ マリナーズ 2x － 1 エンゼルス ●
＜現地時間9月27日　セーフコ・フィールド ＞

　岩隈久志投手が所属するマリナーズが現地時間27日、本拠地でのエンゼルス戦にサヨナラ勝ちし、ワイルドカードでのプレーオフ進出に望みを繋いだ。

　マリナーズ・パクストン、エンゼルス・ウィルソン、両先発の踏ん張りで投手戦となったこの試合。1点ビハインドのマリナーズは7回裏、無死一塁から6番モリソンがタイムリー二塁打を右中間へ運び、試合を振り出しに戻した。

　マリナーズは9回、無死満塁と一打サヨナラの好機を作るも、後続が三者凡退に倒れ試合は延長戦に。10回も一死一、二塁のチャンスを逸し嫌な流れとなったが、11回に一死一、三塁から1番ジャクソンのセカンドゴロが併殺崩れとなり三塁ランナーが生還。接戦を何とかモノにし、プレーオフ戦線に踏みとどまった。

　サヨナラの瞬間は、前日の試合で勝ち投手となりプレーオフ進出に望みを繋げた岩隈もベンチを飛び出し、チームメイトと歓喜の抱擁。これでマリナーズは、ワイルドカード争いで2位につけるアスレチックスに1ゲーム差と迫り、明日の最終戦はエースのヘルナンデスを先発マウンドに送り込む。


【ア・リーグのワイルドカード（WC）争いの現況】※両チームとも残り1試合
2位：アスレチックス　87勝74敗
3位：マリナーズ　86勝75敗

●アスレチックス勝利の時点で、マリナーズの結果に関係なくWC進出
●アスレチックス、マリナーズともに敗戦でもアスレチックスがWC進出
●アスレチックス敗戦、マリナーズ勝利なら、同率でワンゲーム・プレーオフへ
●ワンゲーム・プレーオフの場合は、直接対決で勝ち越しているマリナーズのホームで開催