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阪神・ゴメス “ダメ助っ人”候補からバース級へ…球団初1年目で100打点超え

 現在リーグトップの108打点を挙げている阪神のゴメス。来日1年目の外国人では球団史上初となる100打点を達成し、阪神不動の4番として君臨している。

 2013年の阪神最大の誤算であったコンラッドの後釜として、「今年こそは…」とファンの期待を受けたのがゴメスだった。しかし、夫人の出産で来日まで時間がかかったほか、ケガの影響で一軍への合流が遅れるなど、オープン戦は終盤の4試合に出場したのみ。調整不足は明らかで、関係者からは今年も“ダメ助っ人”を連れてきたのかという声が囁かれていた。だが、そんな心配は杞憂に終わる。

 3月28日、巨人との開幕戦に「4番・一塁」で先発出場すると、挨拶代わりに来日初安打、初打点をマーク。ここからゴメスの快進撃が始まる。この試合から25試合連続出塁の球団記録を樹立。4番として、もっとも期待されている打点では、4月末までの29試合で33打点を挙げ、その頃にはチームになくてはならない存在になっていた。

 5月に一時調子を落としたものの、6月以降は毎月15打点以上を記録。調子の波が少なく、コンスタントに打点を稼ぎ、5番を打つマートンとともに打線を牽引した。また9月4日のDeNA戦では、1976年のブリーデンが記録した92打点を上回り、球団1年目の外国人最多打点を38年ぶりに更新。

 その後も着実に打点を積み上げ、20日の中日戦で100打点を達成。現在は108打点まで記録を伸ばしている。2位のエルドレッド(広島)とは6打点差あり、打点王の獲得も目前だ。

 “ダメ助っ人”候補から一転、プロ野球史上6人目となる来日1年目、100打点以上での打点王獲得へ期待が膨らんできたゴメス。バースですら達成できなかった初年度の100打点&打点王獲得は、ゴメス時代の到来を予感させるものなのだろうか。し烈な2位争い、そしてクライマックスシリーズへと激戦が続く阪神。頼れる助っ人の打点が、勝負を分ける試合も多くなりそうだ。


<阪神来日1年目の外国人打点ベスト3>
1位 ゴメス    108打点(2014年)※9月29日現在
2位 ブリーデン  92打点(1976年)
3位 マートン   91打点(2010年)

<来日1年目の外国人野手100打点以上での打点王獲得者>
アルトマン 100打点(1968年)
リー    109打点(1977年)
シーツ   100打点(1992年)
ロペス   109打点(1996年)
ブランコ  110打点(2009年)
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