ニュース 2014.10.04. 16:35

ロッテが2年ぶり4度目の日本一!明暗分けた終盤の失策…ファーム日本選手権

● ソフトバンク 4 - 6 ロッテ ○
<ファーム日本選手権・サンマリン宮崎> 

 2014年のファーム日本一を決めるファーム日本選手権が4日、宮崎県のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で行われ、イースタン・リーグ優勝の千葉ロッテマリーンズが2年ぶり4度目となるファーム日本一の栄冠に輝いた。

 初回に塚田の犠飛でソフトバンクが先制するも、その後は両先発の好投により静かな立ち上がりとなったこの試合、打順が2巡目に入った4回に試合が大きく動く。ロッテが先頭の2番大嶺翔の本塁打で同点に追いつくと、一死後、4番清田が二塁打で出塁。続くルーキー・井上が適時打で還し、2-1と逆転に成功。チーム打率.300を誇る自慢の打線が、序盤抑え込まれていたソフトバンク先発・東浜を捕えた。

 しかしその裏、援護を受けたロッテ先発・黒沢も踏ん張れない。一死から4番江川にバックスクリーン左への特大の一発を浴び、同点とされると、続く李杜軒にも外寄りの速球を右翼席まで運ばれ、二者連続本塁打であっさりと逆転を許した。

 それでもロッテは、6回から登板のソフトバンク2番手・岩崎に対し7回、ロッテが相手のエラーから二死二、三塁のチャンスを作ると、1番加藤が一、二塁間を破る適時打。二塁走者はキャッチャー・山下の好ブロックに阻まれたものの、再び試合を振り出しに戻す。

 そして、決勝点は意外な形で生まれた。8回、この回からマウンドに登った3番手の巽から先頭の大嶺翔が安打で出ると、続く高浜が送り、その後二死一、二塁とすると、打席にはイースタン打点王の6番青松。追い込まれた後、食らいついた打球は二遊間へのゴロ。ショート・牧原は追いついたが、打球はグラブの下を抜け、センターへ。二塁走者が生還し、さらにセンター・安田の三塁送球が逸れ、ボールが転々とする間に一塁走者も生還。ラッキーな形で終盤に大きな大きな2点を刻んだ。

 ロッテは9回にもエラー絡みでチャンスを作り、高浜の犠飛で追加点を挙げ6-4で勝利。2012年以来となる2年ぶり、4度目(2005、2010、2012、2014)のファーム日本一に輝いた。また、今シーズン一軍でもプロ初安打・初本塁打を記録した大嶺翔が3安打1本塁打の活躍でMVPを受賞した。

 ソフトバンクは9回にウエスタン本塁打王の猪本が意地の一発を見せるも、終盤勝負どころでのエラーが響き、逆転負け。悔しい形でファーム日本選手権2連覇を逃した。

【表彰】

最優秀選手

 大嶺翔太(ロッテ)

優秀選手

 加藤翔平、服部泰卓(ロッテ)
 江川智晃、李杜軒(ソフトバンク)
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