ナ・リーグ地区シリーズ 第4戦
☆☆ カージナルス - ドジャース ☆
<現地時間10月7日 ブッシュ・スタジアム>
3戦でかんたんに決まったア・リーグに対し、ナ・リーグの地区シリーズはどちらのカードも4戦目までもつれた。第4戦でも決まらなければ、再び移動日を挟み、また舞台を移すことになる。勝利を収め、逆王手をかけてロサンゼルスへと戻りたいドジャースは、負けたら終わりの4戦目にエース・カーショーを中3日で持って来ることを発表した。
記憶に新しい初戦のKO負け。誰もがにわかに信じがたい光景であった。しかし、それでもマッティングリー監督はカーショーを指名した。シーズン27試合の先発で21勝3敗、防御率1.77。史上7人目となる同シーズンのリーグMVPとサイヤング賞のW受賞本命と言われるほどの活躍を見せた左腕に対する絶大な信頼は揺るがない。ドジャースに関わるすべての人間の期待を背に、最強左腕が輝きを取り戻すことができるだろうか。
また、勝利するためにはもちろん打線の援護が求められる。初戦は相手エース・ウェインライトをKOするなど合計9得点を挙げた打線であったが、2戦目、3戦目とロースコアの展開に持ち込まれている。特に心配なのが116打点でリーグ打点王に輝いた3番のA.ゴンザレス。このプレーオフで1本塁打、3打点をマークしているものの、安打はわずかに2本だけ。今日の試合も2度のチャンスをフイにするなどらしくない打撃が続いている。後ろを打つケンプやラミレス、エリスといったところに当たりが出ている分、ゴンザレスの復調が得点の大きなカギを握る。
対するカージナルスも王手をかけたとは言え、明日敗れると最後の5戦目は敵地での試合となってしまう上、2戦目で完璧に封じられたグリンキーとの対戦が待っている。意地でも決めたい本拠地での4戦目の先発はミラー。23歳の若手であるが、2年連続での2ケタ勝利をマークしている期待の投手。今シーズン1度だけあったドジャースとの対戦では5回6失点で敗戦投手となっており、上述のゴンザレスには3打数2安打1打点と打たれている。どうにか打線を眠らせたままにしておきたいところだが、果たして。
地元で一気に決めたいカージナルスと、後がないドジャースによる第4戦、試合は現地時間10月7日午後5時(日本時間10月8日午前6時7分)、プレイボール。
☆☆ カージナルス - ドジャース ☆
<現地時間10月7日 ブッシュ・スタジアム>
3戦でかんたんに決まったア・リーグに対し、ナ・リーグの地区シリーズはどちらのカードも4戦目までもつれた。第4戦でも決まらなければ、再び移動日を挟み、また舞台を移すことになる。勝利を収め、逆王手をかけてロサンゼルスへと戻りたいドジャースは、負けたら終わりの4戦目にエース・カーショーを中3日で持って来ることを発表した。
記憶に新しい初戦のKO負け。誰もがにわかに信じがたい光景であった。しかし、それでもマッティングリー監督はカーショーを指名した。シーズン27試合の先発で21勝3敗、防御率1.77。史上7人目となる同シーズンのリーグMVPとサイヤング賞のW受賞本命と言われるほどの活躍を見せた左腕に対する絶大な信頼は揺るがない。ドジャースに関わるすべての人間の期待を背に、最強左腕が輝きを取り戻すことができるだろうか。
また、勝利するためにはもちろん打線の援護が求められる。初戦は相手エース・ウェインライトをKOするなど合計9得点を挙げた打線であったが、2戦目、3戦目とロースコアの展開に持ち込まれている。特に心配なのが116打点でリーグ打点王に輝いた3番のA.ゴンザレス。このプレーオフで1本塁打、3打点をマークしているものの、安打はわずかに2本だけ。今日の試合も2度のチャンスをフイにするなどらしくない打撃が続いている。後ろを打つケンプやラミレス、エリスといったところに当たりが出ている分、ゴンザレスの復調が得点の大きなカギを握る。
対するカージナルスも王手をかけたとは言え、明日敗れると最後の5戦目は敵地での試合となってしまう上、2戦目で完璧に封じられたグリンキーとの対戦が待っている。意地でも決めたい本拠地での4戦目の先発はミラー。23歳の若手であるが、2年連続での2ケタ勝利をマークしている期待の投手。今シーズン1度だけあったドジャースとの対戦では5回6失点で敗戦投手となっており、上述のゴンザレスには3打数2安打1打点と打たれている。どうにか打線を眠らせたままにしておきたいところだが、果たして。
地元で一気に決めたいカージナルスと、後がないドジャースによる第4戦、試合は現地時間10月7日午後5時(日本時間10月8日午前6時7分)、プレイボール。