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A・ロッドらに禁止薬物を提供した疑惑の医師、保釈金1000万円払ったのに…再び逮捕

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コカイン使用の疑いで8月5日に米当局に拘束される際のA・ボッシュ氏 [Getty Images]
 ヤンキースのA・ロドリゲス選手ら13選手が禁止薬物問題で出場停止処分を受けた、アメリカスポーツ史上最大のドーピングスキャンダル。この問題で、禁止薬物『テストステロン』などを提供した疑惑が持たれているフロリダのアンチエイジングクリニック元経営者アンソニー・ボッシュ氏が、コカイン使用の疑いで再び逮捕されたことが分かった。ニューヨーク・ポスト電子版が伝えている。

 記事によると、ボッシュ氏は薬物を違法に提供した罪で今年8月に逮捕。その際に行われた二度の薬物テストでコカイン使用が判明したが、自身の薬物依存症治療への参加を条件として、保釈金10万ドル(約1100万円)を払い釈放されていた。今回の再逮捕は、薬物依存治療への参加を怠っていたことも影響したと見られる。

 今回の逮捕で、同氏は最低10月16日まで拘置される予定。次の裁判では2008年10月から2012年12月までの犯行の判決が下され、最高10年間の収監になる。本件に関して担当弁護士はコメントを控えている。

 同氏が経営していたクリニックでは、大学や高校のアスリートにも1か月250ドルから600ドル(約2万7000円から6万6000円)で、運動機能を向上させる薬物を提供していた疑いも持たれており、まだまだ余罪が追及される可能性もありそうだ。


【A・ロッドらによる禁止薬物規定違反】
 米大リーグはニューヨーク・ヤンキースのA・ロドリゲス選手ら選手13人が禁止薬物を所持しているとの疑惑が浮上したことをうけ、調査の結果、フロリダ州にあるアンチエイジングクリニックと関係し、禁止薬物を使っていたと断定。2013年8月5日(現地時間)に、A-ロッドが2014年シーズン終了までの211試合、残る12選手は2013年当時の残り50試合の出場停止処分を言い渡された。

 A・ロッド以外の12人は処分を受け入れたが、ロドリゲス本人は不服を申し立て。さらに米大リーグ機構やヤンキースを相手取り訴訟を起こす(その後、訴訟取り下げ)など、スーパースターであるA-ロッドの2014年シーズン全休と薬物スキャンダルは全米で大きな衝撃を与えた。
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