ニュース 2014.10.15. 14:30

勝率.400と.615…短期決戦で対照的な両者が勝ち抜くポイントは? パCSファイナルステージ

CSファイナルステージ第1戦
ソフトバンク - 日本ハム
<10月15日 ヤフオクドーム>

 今日から日本シリーズ行きの切符をかけたクライマックスシリーズ・ファイナルステージの幕が開ける。パ・リーグは優勝したソフトバンクと、3位からファーストステージを勝ち上がった日本ハムの対戦。今季の対戦成績はソフトバンクの14勝10敗となっているが、両者はポストシーズンで対照的な結果を残すチームである。

 ソフトバンクは伝統的に短期決戦に弱く、04年から06年の間にパ・リーグのみで行われていたプレーオフ時代も含めてポストシーズンは35試合で14勝21敗、勝率は.400という戦績。過去8度の挑戦で日本シリーズ進出を果たしたのは、日本一に輝いた2011年だけである。この11年間で9度目のポストシーズンとなり、12球団で最もポストシーズンを経験しているチームであるが、実際のところ苦い思い出のほうが多い。

 対する日本ハムは過去7度の挑戦で4度日本シリーズ進出を果たし、26試合で16勝10敗、勝率.615を誇る。ただし、ファイナルステージを突破した過去4度はいずれも本拠地開催での戦いであった。敵地に乗り込んでのファイナルステージは08年以来6年ぶり2度目で、その時は西武に2勝3敗で敗れている。

 ソフトバンクで期待がかかるのは、今季大ブレイクを果たした柳田悠岐と最多安打のタイトルを獲得した中村晃。着実な成長を見せるこの2人、2年前のCSでは主に控えとして途中出場の経験しかなく、今回が主力として挑む初めてのCSになる。日本ハムとの相性も良く、柳田は.314で2本塁打、7打点。中村は.330、12打点と当たっている。勢いに乗る若手2人がチームにはびこる負の記憶を払拭する原動力となれば面白い。

 一方の日本ハムのキーマンは陽岱鋼。ファーストステージでは3試合で打率.071(14-1)、8三振とまさに絶不調。シーズンではチームトップとなる打率.293をマークし、得点圏打率はリーグトップの.379を誇っていただけに、この男の復調がチーム浮上のカギを握る。チームのムードメーカーに早くキッカケとなる1本が出て欲しいところだ。

 第1戦の先発はソフトバンクが大隣、日本ハムはルーキーの浦野と発表されている。大隣は難病からの復活を果たし、7月13日から9試合で3勝1敗、防御率1.64という抜群の安定感を誇った。日本ハム相手には復帰登板で1イニングを投げただけに留まり、今季はほとんどデータがない中での対戦となる。

 ちなみに、優勝チームにアドバンテージが与えられるようになった08年以降、首位チームが初戦を取って実質2連勝とした場合の突破率は100%。また、下克上を果たした07年の中日と10年のロッテは共に初戦を勝利している。先手必勝、勝って勢いをつけるのは果たしてどちらのチームか。

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