CSファイナルステージ第5戦
● ソフトバンク 4 - 6 日本ハム ○
<10月19日 ヤフオクドーム>
日本ハムが4時間24分の激闘を制した。延長11回、二死満塁から2番中島が決勝2点タイムリー。これで通算成績を3勝3敗のタイに戻し、勝負は明日の第6戦に持ち込まれた。
第3戦の野手出場から中1日で先発登板した大谷も、7回を4失点で凌ぎチームの逆転勝利を演出。しかし、この日2回に突然乱れ、一挙4点を失ってしまった。
初回は1番柳田、3番内川を三振に仕留めるなど、リズム良く三者凡退に抑えた大谷。だが、2回に先頭の4番李大浩に高目のつり球をレフト前に運ばれると、5番松田にもヒット、さらに続く中村には初球をぶつけてしまい、瞬く間に無死満塁のピンチを招いた。
立て直したい大谷だったが、続く7番吉村に初球のストレートを完璧に狙われると、これがレフトへのタイムリー二塁打となり2失点。さらに、続く今宮に対しては、初球のスライダーが完全にすっぽ抜けると、ストライクを取りに行った2球目のストレートをまたも狙われ、打球は前進守備の三遊間を抜けるタイムリーヒットとなった。
続く一死一、三塁のピンチでも、内野ゴロの間に三塁ランナーの生還を許し4失点目。大谷はオリックスと対戦したファーストステージ初戦でも、押し出し四死球を連発し2回に2失点。これでポストシーズンは2試合連続で2回に制球を乱し、先制点を献上する結果となった。
しかし3回以降は立て直し、この日は7回までの5イニングを無失点。内川、李大浩、松田と、ソフトバンクのクリーンアップ三人からそれぞれ2三振を奪うなど、毎回の12奪三振をマークしチームの反撃を呼び込んだ。
打線は4点ビハインドの7回、二死一塁から代打で登場した稲葉がセンター前ヒットを放つと場内の雰囲気が一変。その後、9番大野、1番西川の連続長打で1点差に迫ると、8回には4番中田がポストシーズン5本目となる同点ソロを放ち、試合を振り出しに戻した。
そして延長11回、中島が決勝タイムリーを放つと、ベンチの大谷も両手を広げガッツポーズ。自身の投球内容について「良くなかったです。やっぱり2回ですね…」と反省の弁を並べたが、それでも野手として3試合出場したあと、中1日での先発登板。文字通りフル回転の働きで、日本シリーズ進出への可能性をしっかりとつなぎ止めた。
● ソフトバンク 4 - 6 日本ハム ○
<10月19日 ヤフオクドーム>
日本ハムが4時間24分の激闘を制した。延長11回、二死満塁から2番中島が決勝2点タイムリー。これで通算成績を3勝3敗のタイに戻し、勝負は明日の第6戦に持ち込まれた。
第3戦の野手出場から中1日で先発登板した大谷も、7回を4失点で凌ぎチームの逆転勝利を演出。しかし、この日2回に突然乱れ、一挙4点を失ってしまった。
初回は1番柳田、3番内川を三振に仕留めるなど、リズム良く三者凡退に抑えた大谷。だが、2回に先頭の4番李大浩に高目のつり球をレフト前に運ばれると、5番松田にもヒット、さらに続く中村には初球をぶつけてしまい、瞬く間に無死満塁のピンチを招いた。
立て直したい大谷だったが、続く7番吉村に初球のストレートを完璧に狙われると、これがレフトへのタイムリー二塁打となり2失点。さらに、続く今宮に対しては、初球のスライダーが完全にすっぽ抜けると、ストライクを取りに行った2球目のストレートをまたも狙われ、打球は前進守備の三遊間を抜けるタイムリーヒットとなった。
続く一死一、三塁のピンチでも、内野ゴロの間に三塁ランナーの生還を許し4失点目。大谷はオリックスと対戦したファーストステージ初戦でも、押し出し四死球を連発し2回に2失点。これでポストシーズンは2試合連続で2回に制球を乱し、先制点を献上する結果となった。
しかし3回以降は立て直し、この日は7回までの5イニングを無失点。内川、李大浩、松田と、ソフトバンクのクリーンアップ三人からそれぞれ2三振を奪うなど、毎回の12奪三振をマークしチームの反撃を呼び込んだ。
打線は4点ビハインドの7回、二死一塁から代打で登場した稲葉がセンター前ヒットを放つと場内の雰囲気が一変。その後、9番大野、1番西川の連続長打で1点差に迫ると、8回には4番中田がポストシーズン5本目となる同点ソロを放ち、試合を振り出しに戻した。
そして延長11回、中島が決勝タイムリーを放つと、ベンチの大谷も両手を広げガッツポーズ。自身の投球内容について「良くなかったです。やっぱり2回ですね…」と反省の弁を並べたが、それでも野手として3試合出場したあと、中1日での先発登板。文字通りフル回転の働きで、日本シリーズ進出への可能性をしっかりとつなぎ止めた。