ニュース 2014.10.21. 11:53

上原、去就白紙を強調…レッドソックスからのクオリファイング・オファー「あるわけがない!」

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今後の動向が注目されるレッドソックスの上原浩治 [Getty Images]
 来季の去就が注目されるレッドソックスの上原浩治が、自身の報道についてブログで言及した。

 上原は『来年…』とのタイトルでブログを更新。「何かいろいろと記事に載っているみたいで…。こんなん載ってましたとか、皆さんからの情報を聞いたり、見たりして。まず言えることは、まだ何も決まっていないってこと。いまはボストンとしか交渉できないからね」と来季に向けてまだ具体的な移籍話がないことを強調した。

 さらに、「クオリファイング・オファー(※)があるわけがない!あったらすぐオッケーだすに決まってるやん(^_^)」と、1年1500万ドル(約16億円)の残留オファーが確実との報道を完全に否定。「ワールドシリーズが終わってからの話だけど。終盤の不調でこれを出そうとしてたのを下げたって…、(笑)元から無いです。打たれる前から一応延長の話は無くはなかったけど、ほぼ今年と変わらずの内容でした。だから、そこから更に下がってる可能性の方が...(涙)」と続けた。

 そして最後に、「まっ、まだメジャーでやれることの方が嬉しいし、まだ出来るって思ってるし、もう一度チャンピオンリングを手にするために、日々頑張ってるわけだからね。皆さん、目にした記事はあまり信用しない方が…。いい内容は信じて、悪い内容は無視ってことで…」と前向きに締めくくった上原。来季は何色のユニフォームを着てプレーすることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。


※ クオリファイング・オファー

FA権を持つ選手に対し、現所属チームがMLB30球団統一の年俸で単年の再契約オファーを出すことが出来る制度。提示額は今季年俸上位125人の平均で計算され、昨年の場合は1410万ドル、今季は約1500万ドルと言われている。選手は受諾か拒否を選択することができ、拒否した場合はFAとして全球団と交渉が可能になる。
また、提示を拒否して他球団に移籍した場合、現所属球団は移籍先の球団からドラフトの指名権を得ることができる。ワールドシリーズ終了から5日以内に現所属球団が選手にオファーを出し、選手はワールドシリーズ終了から12日以内に受諾か拒否を決定する。チームへの補償と、年俸の高騰を防ぐことを目的として作られた。

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