ニュース 2014.11.02. 16:15

早慶戦初戦制し早稲田が優勝に王手 最後はドラ1右腕・有原が締めた

東京六大学野球 秋季リーグ戦
○ 早稲田 4 - 3 慶応 ●
<11月2日 神宮>

 東京六大学野球の秋季リーグ戦、早稲田-慶応の第1戦が行われ、接戦に勝利した早稲田がリーグ優勝に王手をかけた。明日の第2戦に勝利すれば、早稲田が5シーズンぶりの優勝。敗れれば1勝1敗となり、その時点で明治が栄冠を手にする。

 早稲田は3-2と勝ち越した直後の7回、先のドラフトで日本ハムから1位指名された有原航平投手(4年)投入。今シーズン苦しめられた右肘違和感の影響か、この日のストレートは140キロ中盤止まり。4-2で迎えた9回には、ライトポール際に吸い込まれるソロホームランを打たれ1点差に迫られた。

 その後も無死一、二塁のピンチを招いたが、多彩な変化球を駆使しピンチ脱出。早稲田が4-3で逃げ切り、優勝に望みを繋いだ。早稲田の岡村猛監督は試合後「最後は有原に託した。早慶戦らしい良い試合だった。明日も投手総動員で頑張りたい」と語り、エースの踏ん張りを称えた。
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