ストーブリーグに入り、MLBでは移籍に関する報道が過熱している。そんな中、FAになっているロイヤルズ青木宣親選手の獲得に、同地区のホワイトソックスが興味を示していると現地メディアが伝えている。
ボストンの地元紙『Boston Globe』のニック・カファルド記者によると、ホワイトソックスは今季549打席に立って打率.285、出塁率.349の成績を残した青木を高く評価しており、手薄になっている外野陣のターゲットとして名前が挙がっていると言う。
ホワイトソックスはロイヤルズと同じア・リーグ中地区の所属。今季は73勝89敗で4位に甘んじていた。外野陣を見てみると、センターのイートンは123試合の出場で打率.300、出塁率.362の活躍を見せたものの、ダンクスは打率.222と苦しいシーズンを送り、A.ガルシアは左肩のケガで今季は46試合の出場に留まった。それに加えて、チームはシーズン途中にトレードでデアザをオリオールズに放出しており、外野は手薄感が否めない。
今年の青木は特に守備固めを送られるシーンが目についたが、守備指標のひとつであるZR(Zone Rating)を見てみると、その数値は年々向上しているという点を取り上げ、外野の一角を任せるのになんら問題はないとしている。
また、ホワイトソックスが青木を獲得することで生まれる大きな利点のひとつに「青木を敵に回さなくて済む」というポイントが挙げられている。
ホワイトソックスは青木を大の苦手としていた。現地時間9月15日からの3連戦で7打席連続安打を含む11安打を許し、同一カードでの安打数の球団新記録樹立に貢献。シーズン通算の対戦打率が.493(63-31)、出塁率.549とまさにカモとなっていたのだ。ただし、天敵も仲間にしてしまえばこれ以上心強いことはない。
カファルド記者は最後に「着手するべきポイントはたくさんあるが、青木の獲得はホワイトソックスが2008年以来のプレーオフ進出を果たすための正しい選択になるだろう」と締めた。
今年届かなかった頂点を目指して戦う青木は、来年どのユニフォームを着ているのだろうか。
ボストンの地元紙『Boston Globe』のニック・カファルド記者によると、ホワイトソックスは今季549打席に立って打率.285、出塁率.349の成績を残した青木を高く評価しており、手薄になっている外野陣のターゲットとして名前が挙がっていると言う。
ホワイトソックスはロイヤルズと同じア・リーグ中地区の所属。今季は73勝89敗で4位に甘んじていた。外野陣を見てみると、センターのイートンは123試合の出場で打率.300、出塁率.362の活躍を見せたものの、ダンクスは打率.222と苦しいシーズンを送り、A.ガルシアは左肩のケガで今季は46試合の出場に留まった。それに加えて、チームはシーズン途中にトレードでデアザをオリオールズに放出しており、外野は手薄感が否めない。
今年の青木は特に守備固めを送られるシーンが目についたが、守備指標のひとつであるZR(Zone Rating)を見てみると、その数値は年々向上しているという点を取り上げ、外野の一角を任せるのになんら問題はないとしている。
また、ホワイトソックスが青木を獲得することで生まれる大きな利点のひとつに「青木を敵に回さなくて済む」というポイントが挙げられている。
ホワイトソックスは青木を大の苦手としていた。現地時間9月15日からの3連戦で7打席連続安打を含む11安打を許し、同一カードでの安打数の球団新記録樹立に貢献。シーズン通算の対戦打率が.493(63-31)、出塁率.549とまさにカモとなっていたのだ。ただし、天敵も仲間にしてしまえばこれ以上心強いことはない。
カファルド記者は最後に「着手するべきポイントはたくさんあるが、青木の獲得はホワイトソックスが2008年以来のプレーオフ進出を果たすための正しい選択になるだろう」と締めた。
今年届かなかった頂点を目指して戦う青木は、来年どのユニフォームを着ているのだろうか。