この一戦をもってついに閉幕となる「2014 SUZUKI 日米野球」。シリーズは3勝2敗で侍ジャパンが勝ち越したものの、現在2連敗中。3連敗で終わりにするのは避けたいところだ。

　侍ジャパンの先発は武田翔太。どこか落ち着いた雰囲気を持つ男であるが、実は今回の代表では大谷、藤浪に次ぐ若さの21歳。今後の日本を背負っていく投手の一人である。

　武田が一躍脚光を浴びたのが今年の日本シリーズ。“魔球”と呼ばれたカーブを武器に、阪神打線を翻弄。6回二死までパーフェクトという快投で、7回を1失点。CSファーストステージから引き分けを挟んでポストシーズン6連勝中だった阪神の勢いを止め、シリーズの流れを引き寄せた。

　21歳右腕が投じる“魔球”は、メジャーの並み居る強打者達を相手にもその力を発揮するか。試合は18時プレイボール。

【先攻：侍ジャパン】
1番（中）柳田　[ソフトバンク]
2番（二）菊池　[広島]
3番（右）糸井　[オリックス]
4番（左）中田　[日本ハム]
5番（指）内川　[ソフトバンク]
6番（三）松田　[ソフトバンク]
7番（一）山田　[ヤクルト]
8番（遊）今宮　[ソフトバンク]
9番（捕）伊藤　[オリックス]
投手：武田　[ソフトバンク]

【後攻：MLBオールスターチーム】
1番（遊）エスコバル　[ロイヤルズ]
2番（二）アルテューべ　[アストロズ]
3番（指）モーノー　[ロッキーズ]
4番（三）ロンゴリア　[レイズ]
5番（一）サンタナ　[インディアンス]
6番（右）デューダ　[メッツ]
7番（左）カーター　[アストロズ]
8番（中）ファウラー　[アストロズ]
9番（捕）ビュテラ　[ドジャース]
投手：サンティアゴ　[エンゼルス]