日本シリーズ進出こそ逃したが、シーズン終盤に自力の差を見せ3年連続でリーグ優勝を成し遂げた巨人。MVPには右手中指を痛め一時戦列を離れたが、12勝5敗、防御率2.33の好成績を残した菅野智之が選ばれた。
そんな菅野のともに先発陣を支えたのが、巨人3年目の杉内俊哉。今季は内海哲也が勝利から見放され、新加入の大竹寛が終盤に右肩を痛めるなど先発陣の離脱者が相次いだが、経験豊富なサウスポーは年間を通して先発ローテーションを守り、10勝6敗、防御率3.16の成績を残した。
杉内はこれで、12年に巨人へFA移籍して以降、3年連続でリーグ優勝に貢献。さらに前所属のソフトバンク時代も含めると、10年から5シーズン連続でリーグ優勝を味わっている。しかも近年は大きな故障もなく、07年から8年連続で規定投球回数をクリア。7月12日の阪神戦では史上22人目となる通算2000奪三振にも到達した。
また、2000投球回にもあと4回1/3に迫っており、早ければ来季の初マウンドで節目の2000回に到達する。プロ入り当初は好不調の波が荒く「隔年エース」と揶揄されたが、キャリアを重ねるにつれ波をなくし数多くの勝利をチームにもたらしてきた。
代表に目を向けても、06年の第1回WBCから13年の第3回大会まで、日本人ではただ一人となる3大会連続出場。特に第2回大会は中継ぎとして5試合に登板し、6回1/3を無安打投球で乗り切り大会連覇に貢献した。さらに三菱重工長崎時代の2000年には、プロアマ混合チームで臨んだシドニー五輪のメンバーに選出。08年の北京五輪でも好投するなど、国際大会でも素晴らしい実績を残している。
若手中心で臨んだ11月の日米野球には選ばれなかったが、現代表には左投手が不足しているだけに、36歳で迎える17年の第4回大会の招集にも期待がかかる。
キャリアも下り坂に差し掛かり、ソフトバンク時代のような相手を圧倒する内容こそ減ったが、それでも安定感を武器にローテ投手としての任務を全うしている近年の杉内。通算成績は136勝71敗、防御率2.90で、あと64勝としている200勝も視野に入ってきた。
そんな菅野のともに先発陣を支えたのが、巨人3年目の杉内俊哉。今季は内海哲也が勝利から見放され、新加入の大竹寛が終盤に右肩を痛めるなど先発陣の離脱者が相次いだが、経験豊富なサウスポーは年間を通して先発ローテーションを守り、10勝6敗、防御率3.16の成績を残した。
杉内はこれで、12年に巨人へFA移籍して以降、3年連続でリーグ優勝に貢献。さらに前所属のソフトバンク時代も含めると、10年から5シーズン連続でリーグ優勝を味わっている。しかも近年は大きな故障もなく、07年から8年連続で規定投球回数をクリア。7月12日の阪神戦では史上22人目となる通算2000奪三振にも到達した。
また、2000投球回にもあと4回1/3に迫っており、早ければ来季の初マウンドで節目の2000回に到達する。プロ入り当初は好不調の波が荒く「隔年エース」と揶揄されたが、キャリアを重ねるにつれ波をなくし数多くの勝利をチームにもたらしてきた。
代表に目を向けても、06年の第1回WBCから13年の第3回大会まで、日本人ではただ一人となる3大会連続出場。特に第2回大会は中継ぎとして5試合に登板し、6回1/3を無安打投球で乗り切り大会連覇に貢献した。さらに三菱重工長崎時代の2000年には、プロアマ混合チームで臨んだシドニー五輪のメンバーに選出。08年の北京五輪でも好投するなど、国際大会でも素晴らしい実績を残している。
若手中心で臨んだ11月の日米野球には選ばれなかったが、現代表には左投手が不足しているだけに、36歳で迎える17年の第4回大会の招集にも期待がかかる。
キャリアも下り坂に差し掛かり、ソフトバンク時代のような相手を圧倒する内容こそ減ったが、それでも安定感を武器にローテ投手としての任務を全うしている近年の杉内。通算成績は136勝71敗、防御率2.90で、あと64勝としている200勝も視野に入ってきた。