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ドラフトでのフィーバーから4年…“早大トリオ”の年俸推移を振り返る 

 12月に入り、契約更改が本格的にスタート。4年前のドラフト会議で世間を沸かせた“早大トリオ”の斎藤佑樹、大石達也、福井優也も契約更改交渉の真っ最中だ。

 3人の中で最初に契約更改を行った広島の福井は、100万円アップの2200万円で更改。大石は2日に契約更改交渉を臨み、400万円ダウンの1400万円でサイン。斎藤も近日中に交渉が行われる。

 3人の年俸を振り返ってみると、高校時代から“ハンカチ王子”フィーバーで圧倒的な人気を誇った斎藤は1年目に6勝6敗、防御率2.69の成績を残し、1500万円アップの3000万円。2年目は5勝8敗、防御率3.98と負け越しながらも500万円アップの3500万円と、順調に年俸を上げていった。

 しかし、3年目の昨季はわずか1試合の登板に終わると、プロ入り初めてとなるダウン提示。4年目の今季は、7月31日のロッテ戦で785日ぶりに勝利投手になったものの、6試合の登板で2勝1敗、防御率4.86という成績であった。日本ハムの査定担当がどのような判断を下すのか、注目が集まる。

 3人の中で一番厳しい状況にあるのは、10年のドラフト会議で6球団競合の末に西武に入団した大石だ。自己最多となる37試合に登板した3年目のオフ、200万円アップの1800万円で更改するも、今回の契約更改交渉では400万円ダウンの1400万円。ついにルーキーイヤーの年俸を下回った。背水の覚悟で挑む2015シーズン、巻き返すことができるだろうか。

 最後に、3人の中で最も通算勝利数(14勝)が多い福井は、1年目に8勝10敗、防御率4.12の成績を残し、1200万円アップの2700万円でサイン。2年目以降は制球難から成績を落とし、2年連続でダウン更改も、今季は7月27日の阪神戦で自身2年ぶりとなる勝利を完投で記録するなど後半戦は先発ローテに入り4勝をマーク。100万円アップの2200万円で更改した。

 大きな期待を背負ってプロの世界に入ってきたものの、思うようなキャリアを送れていないというのが“早大トリオ”の現状だ。かつての輝きを取り戻すべく奮闘する3人の中で、来年のこの時期を笑顔で迎えられるのは誰になるのだろうか。

早大トリオの契約更改一覧

・斎藤佑樹
今季成績:6試合 2勝1敗0S 防御率4.85
1年目 1500万円
2年目 3000万円
3年目 3500万円
4年目 2800万円
5年目 ?

・大石達也
今季成績:一軍登板なし
1年目 1500万円
2年目 1500万円
3年目 1600万円
4年目 1800万円
5年目 1400万円

・福井優也
今季成績:11試合 4勝5敗0S 防御率4.35
1年目 1500万円
2年目 2700万円
3年目 2400万円
4年目 2100万円
5年目 2200万円

(※金額は推定)
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