アメリカ・サンディエゴで絶賛開催中のウィンター・ミーティング。徐々に大物選手たちの動向が明らかになってきたが、その中でまだ去就を決められずにいるのがイチローだ。
3シーズンプレーしたヤンキースで事実上の構想外となり、FAとなった日本の安打製造機。来年42歳を迎えるというところで見方の厳しいチームも少なくないが、一方で「メジャーで最も有能なパートタイム外野手」とも評され、獲得に興味を示す球団もまだまだある。
シーズン終了後、ケーブルテレビ局の番組に出演した際に「来季も(メジャーで)プレーを望むか」という旨の質問を受けると、「プレーします。来季もどこかでプレーすることははっきり言える」 と言い切ったイチロー。日本復帰という考えは微塵もないようだ。
ここに来てレッズが有力候補として挙がっているが、ブルージェイズをFAとなっているメルキー・カブレラや、トレードの噂が絶えないドジャースのマット・ケンプ、ブレーブスのジャスティン・アップトンらの動向が決まるまでに時間を要しており、イチローは彼らの動向を待ってから、ということになりそうだ。
それでも、代理人のジョン・ボグズ氏は「各チームの編成方針が固まっていけば、イチロー選手の実力が再認識され、需要が高まるだろう」とし、長期戦も歓迎の構えで所属先を探す方針を示す。
果たして、来シーズンのイチローはどこでプレーをしているのだろうか。メジャー通算3000安打まであと156本に迫っている稀代のヒットメーカーの動向から今後も目が離せない。
【イチローの動向まとめ】
・3シーズンプレーしたヤンキースとの契約が今シーズンで切れ、すべての球団と自由に交渉できるフリーエージェント(FA)となる。
・メジャーで現役を続行しており、球界関係者の多くも「まだやれる」と見ている。
→今シーズン規定打席には届かなかったものの、過去3年間を上回る打率.284をマーク。
→「プラスに考えられることはいっぱいあります。マイナスが思い浮かばないくらい。今日から162試合やれと言われても、僕にはできる。それは去年も感じたけれど。何の問題もない状態にある」
・あと156本に迫ったメジャー3000安打について尋ねられた際、「もちろん」と目標にしていることをキッパリ答えたイチロー。
→「わかりやすい目標が目の前にあるからね」
→イチローとしては「出場機会を巡って競争できる環境」や「優勝を狙えるチーム」を求めているという。
・代理人のボグズ氏は8日、ウインター・ミーティングが開催されているサンディエゴで契約交渉が長期化する見通しを明かす。
→「移籍市場の活性化を待っている。いつまでに契約するか時間を区切ることはない」
→「出場機会が多いかを重視する。他選手の動向によって各球団の事情が変わる」と交渉の方針を説明。
・現時点で具体的なオファーはないというが、レッズやパドレス、オリオールズなどが真剣に調査中。
→オファーは多くないことを認めながらも、「各チームの編成方針が固まっていけば、イチローの実力が再認識され、需要が高まるだろう」
→「優勝を狙うチームでも再建を目指すチームにとっても、イチローから学ぶべきことはたくさんあるはずだと思う」
・有力候補として浮上してきたのはレッズ。今オフ、外野手補強を課題に挙げているだけでなく、「出塁率がいい1番タイプの外野手」の獲得を得点力アップのポイントに挙げるなど、イチローは適役と言える。
3シーズンプレーしたヤンキースで事実上の構想外となり、FAとなった日本の安打製造機。来年42歳を迎えるというところで見方の厳しいチームも少なくないが、一方で「メジャーで最も有能なパートタイム外野手」とも評され、獲得に興味を示す球団もまだまだある。
シーズン終了後、ケーブルテレビ局の番組に出演した際に「来季も(メジャーで)プレーを望むか」という旨の質問を受けると、「プレーします。来季もどこかでプレーすることははっきり言える」 と言い切ったイチロー。日本復帰という考えは微塵もないようだ。
ここに来てレッズが有力候補として挙がっているが、ブルージェイズをFAとなっているメルキー・カブレラや、トレードの噂が絶えないドジャースのマット・ケンプ、ブレーブスのジャスティン・アップトンらの動向が決まるまでに時間を要しており、イチローは彼らの動向を待ってから、ということになりそうだ。
それでも、代理人のジョン・ボグズ氏は「各チームの編成方針が固まっていけば、イチロー選手の実力が再認識され、需要が高まるだろう」とし、長期戦も歓迎の構えで所属先を探す方針を示す。
果たして、来シーズンのイチローはどこでプレーをしているのだろうか。メジャー通算3000安打まであと156本に迫っている稀代のヒットメーカーの動向から今後も目が離せない。
【イチローの動向まとめ】
・3シーズンプレーしたヤンキースとの契約が今シーズンで切れ、すべての球団と自由に交渉できるフリーエージェント(FA)となる。
・メジャーで現役を続行しており、球界関係者の多くも「まだやれる」と見ている。
→今シーズン規定打席には届かなかったものの、過去3年間を上回る打率.284をマーク。
→「プラスに考えられることはいっぱいあります。マイナスが思い浮かばないくらい。今日から162試合やれと言われても、僕にはできる。それは去年も感じたけれど。何の問題もない状態にある」
・あと156本に迫ったメジャー3000安打について尋ねられた際、「もちろん」と目標にしていることをキッパリ答えたイチロー。
→「わかりやすい目標が目の前にあるからね」
→イチローとしては「出場機会を巡って競争できる環境」や「優勝を狙えるチーム」を求めているという。
・代理人のボグズ氏は8日、ウインター・ミーティングが開催されているサンディエゴで契約交渉が長期化する見通しを明かす。
→「移籍市場の活性化を待っている。いつまでに契約するか時間を区切ることはない」
→「出場機会が多いかを重視する。他選手の動向によって各球団の事情が変わる」と交渉の方針を説明。
・現時点で具体的なオファーはないというが、レッズやパドレス、オリオールズなどが真剣に調査中。
→オファーは多くないことを認めながらも、「各チームの編成方針が固まっていけば、イチローの実力が再認識され、需要が高まるだろう」
→「優勝を狙うチームでも再建を目指すチームにとっても、イチローから学ぶべきことはたくさんあるはずだと思う」
・有力候補として浮上してきたのはレッズ。今オフ、外野手補強を課題に挙げているだけでなく、「出塁率がいい1番タイプの外野手」の獲得を得点力アップのポイントに挙げるなど、イチローは適役と言える。