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12億の差は想いで埋める!ファンが待ち望む黒田の“広島復帰”は今年こそ起こるのか…

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ヤンキースからFAとなった黒田博樹は今オフ広島復帰はあるのだろうか[Getty Images]
 現地時間9日、ヤンキースがFAとなった黒田博樹(ヤンキース)と再契約に乗り出すことが明らかになった。来年40歳を迎える黒田だが、ヤンキースをはじめ、古巣ドジャースなども獲得を検討するなど、安定した先発投手としてメジャーでの評価は高い。

 黒田が来季、何色のユニフォームに袖を通すのか注目が集まるが、日本にいる多くのファンが期待するのが『赤』のユニフォーム。そう、古巣・広島への復帰だ。黒田に対して毎年のようにオファーを出し続けている広島は、背番号「15」を空け、いつでも復帰できる環境を整えている。

 球団以上に広島ファンも黒田の復帰を強く待ち望んでいる。FA取得した2006年、黒田のシーズン最終登板で背番号15の赤いプラカードを掲げ、球場を真っ赤に染めたことがある程、黒田に対する想いは強い。黒田もファンの期待に応え、もう1年広島でプレーすることを決意した。こういった過去も踏まえ、ファンは黒田の「日本に復帰するなら広島」という言葉を信じ続け、今も大きな期待を抱いているのである。

 お互いが望んでいる黒田の広島復帰だが、無視できないのがお金の問題。黒田に対してメジャーの各球団は、単年15億円前後のオファーを出すことが予想されている。一方の広島は3億円が限度だという予想も…。その差はおよそ12億円。松田オーナーが語った「到底太刀打ちできない」との思いは偽らざる気持ちだろう。

 とはいえ、“マネーゲーム”ではメジャーに太刀打ちできないが、黒田への想いは間違いなく広島が一番。11月に松田オーナーと緒方孝市新監督が広島湯崎県知事に訪問した際、湯崎県知事から黒田獲得について質問を受けるなど広島ファンだけでなく、県知事、もっと言えば広島全体が黒田の復帰を待ち望んでいるに違いない。

 同じ07年オフに広島からFA宣言し、阪神へ移籍した新井貴浩は広島に復帰した。はたして今年のオフこそ“漢”黒田の復帰はあるのだろうか。

【黒田と広島カープ復帰話】
2007年12月
黒田がドジャースでプレーすることが決まり記者会見で、「また日本でプレーするならこのチームしかない」とコメント

2010年11月
黒田獲得を断念した際、鈴木球団本部長は、「来年以降もずっと待つ。彼は特別な存在」と発言

2010年12月
広島の松田オーナーなどに挨拶した際に黒田は、「(2011年終了後)日本復帰があるなら、そうなるのが一番だと思う」とコメント

2011年11月
ドジャースからFAとなった黒田に獲得オファーを出した際、鈴木本部長は「黒田が加われば、来季の投手陣は凄いことになる」とコメント

2012年1月
メジャー残留を決めた際の松田オーナーは、「今後、もし帰ってくる決断をしたら喜んで迎えたい」とコメント

2014年11月25日
松田オーナーと緒方孝市監督が湯崎県知事を訪問した際に、湯崎県知事から黒田獲得の質問を受け、松田オーナー「毎年オファーは出しているのですが、太刀打ちできない」とコメント
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