現地時間4日に日米全球団の選手交渉が解禁となり、松坂大輔、藤川球児、川崎宗則などの獲得を巡って日本国内の球団が本格的に動き出している。今回は、日本プロ野球からメジャーに挑戦した後、日本球界に復帰した選手が多い球団を振り返っていきたい。
国内球団に復帰した選手は、独立リーグを含めて33人。最も復帰選手が多いのはオリックス、楽天、阪神の5人。特に阪神は、シーズン途中に建山義紀を獲得したようにメジャー経験者の獲得に積極的で、12年オフには西岡剛、福留孝介の“ダブル獲り”にも成功している。西岡と福留はシーズン中こそやや不本意な結果に終わったが、9年ぶりの日本シリーズ進出に大きく貢献した。そして、今オフはさらなる強化を図るため、カブスをFAとなった元守護神・藤川の獲得に向けて準備を進めている。
日本人メジャー選手を積極的に獲得する球団もあれば、消極的な球団もある。西武は、意外にもメジャー帰りの選手を1人も獲得したことがない。メジャー挑戦前に西武でプレーしていた松井稼頭央は楽天で日本球界に復帰。今年は高卒1年目から16勝を挙げるなど、西武で実績を作り、海を渡った松坂大輔がメッツからFAになっているが、積極的な動きを見せるソフトバンクに対し、西武はどこかおとなしい。
メジャー組の選手を国内球団が獲得する報道が多く飛び交い、ストーブリーグも慌ただしくなってきた。今年は日本一に輝いたソフトバンクが松坂、川崎、藤川など活発な動きで話題をさらっている。今オフは何人の日本人メジャーリーガーが日本球界に復帰することになるのだろうか。
吉井理人、木田優夫、中村紀洋、田口壮、井川慶
1位 楽天(5人)
福盛和男、藪恵壹、岩村明憲、松井稼頭央、斎藤隆
1位 阪神(5人)
伊良部秀輝、城島健司、西岡剛、福留孝介、建山義紀
4位 ソフトバンク(3人)
村上雅則、五十嵐亮太、岡島秀樹
4位 ロッテ(3人)
小宮山悟、井口資仁、薮田安彦
4位 DeNA(3人)
佐々木主浩、大家友和、高橋尚成
4位 ヤクルト(3人)
木田優夫、石井一久、高津臣吾
8位 日本ハム(2人)
野村貴仁、新庄剛志
8位 巨人(2人)
柏田貴史、小林雅英
10位 広島(1人)
高橋建
10位 中日(1人)
川上憲伸
12位 西武(0人)
大塚晶則
※ 木田優夫は97年にメジャー移籍後、00年途中にオリックスへ復帰。再びメジャー挑戦し、06年にヤクルトへ
※ 岡島秀樹は2度ソフトバンクに復帰しているが、人数でカウントしているため1度
国内球団に復帰した選手は、独立リーグを含めて33人。最も復帰選手が多いのはオリックス、楽天、阪神の5人。特に阪神は、シーズン途中に建山義紀を獲得したようにメジャー経験者の獲得に積極的で、12年オフには西岡剛、福留孝介の“ダブル獲り”にも成功している。西岡と福留はシーズン中こそやや不本意な結果に終わったが、9年ぶりの日本シリーズ進出に大きく貢献した。そして、今オフはさらなる強化を図るため、カブスをFAとなった元守護神・藤川の獲得に向けて準備を進めている。
日本人メジャー選手を積極的に獲得する球団もあれば、消極的な球団もある。西武は、意外にもメジャー帰りの選手を1人も獲得したことがない。メジャー挑戦前に西武でプレーしていた松井稼頭央は楽天で日本球界に復帰。今年は高卒1年目から16勝を挙げるなど、西武で実績を作り、海を渡った松坂大輔がメッツからFAになっているが、積極的な動きを見せるソフトバンクに対し、西武はどこかおとなしい。
メジャー組の選手を国内球団が獲得する報道が多く飛び交い、ストーブリーグも慌ただしくなってきた。今年は日本一に輝いたソフトバンクが松坂、川崎、藤川など活発な動きで話題をさらっている。今オフは何人の日本人メジャーリーガーが日本球界に復帰することになるのだろうか。
メジャー帰り選手の獲得が多い球団ランキング(13年オフ終了時点)
1位 オリックス(5人)吉井理人、木田優夫、中村紀洋、田口壮、井川慶
1位 楽天(5人)
福盛和男、藪恵壹、岩村明憲、松井稼頭央、斎藤隆
1位 阪神(5人)
伊良部秀輝、城島健司、西岡剛、福留孝介、建山義紀
4位 ソフトバンク(3人)
村上雅則、五十嵐亮太、岡島秀樹
4位 ロッテ(3人)
小宮山悟、井口資仁、薮田安彦
4位 DeNA(3人)
佐々木主浩、大家友和、高橋尚成
4位 ヤクルト(3人)
木田優夫、石井一久、高津臣吾
8位 日本ハム(2人)
野村貴仁、新庄剛志
8位 巨人(2人)
柏田貴史、小林雅英
10位 広島(1人)
高橋建
10位 中日(1人)
川上憲伸
12位 西武(0人)
番外編
独立リーグ(1人)大塚晶則
※ 木田優夫は97年にメジャー移籍後、00年途中にオリックスへ復帰。再びメジャー挑戦し、06年にヤクルトへ
※ 岡島秀樹は2度ソフトバンクに復帰しているが、人数でカウントしているため1度