ワイルドカードからの劇的な勝ち上がりでワールドチャンピオンに輝いたサンフランシスコ・ジャイアンツ。しかし、過去5年で3度目の頂点に登りつめた今年の冬は、寒く厳しいものになっている。
チームの主砲であるパブロ・サンドバルがFAでレッドソックスへと移籍。球団も本人も残留に意欲を見せていたのにも関わらず、引き抜きを許してしまった。補強戦線でも、メジャー屈指の左腕ジョン・レスターの争奪戦に参加したが、カブスの潤沢な資金力を前に敗れ去り、ここまでこれと言った補強ができていないというのが現状だ。
とにかく、ぽっかりと空いたサードを埋めなければならないジャイアンツ。『MLB.com』のクリス・ハフト記者は、トレードに活路を見出すべきだと述べる。
過剰なマイナー投手を放出し、ジャイアンツが獲得するべき選手としてハフト氏が挙げたのが、インディアンスのロニー・チゼンホール、レッドソックスのウィル・ミドルブルックス、そしてマーリンズのケーシー・マギーという3人だった。
マギーと言えば、昨年は日本の楽天でプレーをし、5番打者として球団初の日本一に大きく貢献した選手。今季から再びメジャーへ復帰を果たすと、160試合に出場し、打率.287、4本塁打、76打点をマーク。本塁打こそ少なかったが、一年間通して勝負強さを発揮し、見事にカムバック賞を受賞している。
FA市場に残された内野手ではチェイス・へドリーがいたが、現地時間15日にヤンキースと契約合意したことが発表。ナショナルズのアスドルバル・カブレラは本職ショートで、メジャーでサードに就いたのは07年に1度だけという状態であり、獲得に乗り出すことは考えにくい。となると、必然的にトレードの可能性が高くなる。
世界一に輝いたジャイアンツが、楽天の日本一に貢献した三塁手に白羽の矢を立てるような展開があるのかどうか。今後の動向に注目して行きたい。
チームの主砲であるパブロ・サンドバルがFAでレッドソックスへと移籍。球団も本人も残留に意欲を見せていたのにも関わらず、引き抜きを許してしまった。補強戦線でも、メジャー屈指の左腕ジョン・レスターの争奪戦に参加したが、カブスの潤沢な資金力を前に敗れ去り、ここまでこれと言った補強ができていないというのが現状だ。
とにかく、ぽっかりと空いたサードを埋めなければならないジャイアンツ。『MLB.com』のクリス・ハフト記者は、トレードに活路を見出すべきだと述べる。
過剰なマイナー投手を放出し、ジャイアンツが獲得するべき選手としてハフト氏が挙げたのが、インディアンスのロニー・チゼンホール、レッドソックスのウィル・ミドルブルックス、そしてマーリンズのケーシー・マギーという3人だった。
マギーと言えば、昨年は日本の楽天でプレーをし、5番打者として球団初の日本一に大きく貢献した選手。今季から再びメジャーへ復帰を果たすと、160試合に出場し、打率.287、4本塁打、76打点をマーク。本塁打こそ少なかったが、一年間通して勝負強さを発揮し、見事にカムバック賞を受賞している。
FA市場に残された内野手ではチェイス・へドリーがいたが、現地時間15日にヤンキースと契約合意したことが発表。ナショナルズのアスドルバル・カブレラは本職ショートで、メジャーでサードに就いたのは07年に1度だけという状態であり、獲得に乗り出すことは考えにくい。となると、必然的にトレードの可能性が高くなる。
世界一に輝いたジャイアンツが、楽天の日本一に貢献した三塁手に白羽の矢を立てるような展開があるのかどうか。今後の動向に注目して行きたい。