ニュース 2014.12.24. 11:43

1年前の12月24日を答え合わせ! 秋山監督に贈られた総額30億円分のクリスマスプレゼント

 1年前の野球界が何が行われていたかを振り返る「1年前の答え合わせ」。

 クリスマス・イブということで、世間は浮かれたムードに包まれる12月24日。昨年の今日は、セ・パで注目の新戦力の獲得が発表。各監督へ贈られたプレゼントは、シーズンでどのような働きを見せただろうか。2013年12月24日に起こった出来事は以下の通り。


● 巨人・阿部、史上三人目の年俸6億円到達!

 巨人の阿部慎之助が契約更改に臨み、3000万円アップの年俸6億円でサイン。年俸変動制の2年契約となる。日本人選手の6億円到達は、佐々木主浩(横浜)の6億5000万円、松井秀喜(巨人)の6億1000万円に次いで3人目のこと。下交渉では松井氏を越える6億2000万円の提示を受けたとみられるが、日本シリーズで22打数2安打に終わるなど、ポストシーズンでの不振を理由に固辞。本人は「世間体をちょっと気にしてみました」と笑ったが、「もう一歩のところが多く、来季はその一歩を行けるようにがんばりたい」と述べ、来季(14年)以降の“松井越え”に意欲を見せた。

→ 今季は極度の不振に喘ぎ、打率.249、19本塁打、57打点と苦しいシーズン。9000万円ダウンの5億1000万円で更改し、来季からは一塁手として打棒復活にかける。


●ソフトバンクが李大浩獲得 これにて30億円補強が完成!

 ソフトバンクがオリックスから李大浩を獲得したことを発表。4番不在問題に頭を抱えていたチームの救世主となるか。これまでにチームはスタンリッジ、ウルフの両先発に守護神候補のサファテと日本で実績のある外国人選手を3名獲得しており、FAでも中日から中田賢一、日本ハムから鶴岡慎也も獲得。総額30億円とも言われる超大型補強が完成した。

→ ウルフは序盤の大ケガでほぼ一年を棒に振ったものの、ウルフを除いた5人は戦力としてきっちり自分の役割を果たし、チームの日本一に大きく貢献した。


● DeNAが高橋尚成を獲得!

 DeNAがロッキーズをFAとなった左腕・高橋尚成を獲得することが分かった。日米通算93勝のベテラン左腕が、クライマックスシリーズを狙う中畑監督ヘの大きなクリスマスプレゼントになった。

→ 貴重な先発左腕として大きな期待を受けたが、10試合の登板で0勝6敗とまさかの勝利なしに終わった。防御率も5.29と安定感を欠き、チームも一時はCSを争ったものの、2年連続で5位に終わった。


● Kスタ宮城からコボスタ宮城へ 楽天が命名権獲得

 楽天の本拠地である宮城球場の愛称が、来季から「「楽天Koboスタジアム宮城」となることが発表。略称は「コボスタ宮城」となる。「Kobo」とは、楽天が運営する電子書籍販売サイトで、年2億100万円の3年契約とのこと。

→ これで「フルキャストスタジアム宮城」に始まり、「日本製紙クリネックススタジアム宮城」、そして「楽天Koboスタジアム宮城」と10年間で3度目の名称変更となった。現在は外周の改修工事を行なっており、パブリックビューイングができる多目的ドームの新設など、天候や勝敗にかかわらず、来場者に楽しんでもらえる施設づくりに尽力。完成は、来年3月下旬の予定となっている。
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