今季NPBでプレーする40歳以上の選手が21人いる。8月に50歳を迎える山本昌(中日)を始め、2000安打まで残り15本に迫った和田一浩(中日)など40歳を超えてもなお、活躍する選手が増えている。
そんな中、40代でタイトル獲得に期待が持てそうな選手がいる。それは、2月に40歳を迎える黒田博樹(広島)だ。黒田が今季最多勝を獲得すれば、2005年37歳で同タイトルを受賞した下柳剛を3歳上回る。黒田は昨季まで名門・ヤンキースでプレーし、メジャーで日本人初の5年連続2桁勝利を挙げるなど実績は十分。
ただ、黒田自身が良い投球をしても打線の援護に恵まれなければ、勝利に結びつかない可能性もある。その打線は昨季、チーム打率(.272)、得点(649)ともにリーグ2位だった。特に昨季は新人で2桁10を挙げた大瀬良大地(援護率5.08)を始め、バリントン(援護率5.45)、野村祐輔(援護率5.46)など援護が多かった。打線が今季も昨季と変わらぬ打力を誇り、黒田も1年間安定した投球を見せることができれば、最多勝のタイトル獲得も夢ではない。
ちなみに、40代で個人タイトルを獲得した選手はというと1988年、40歳にして本塁打王、打点王の二冠に輝いた門田博光、1997年、42歳で最優秀防御率のタイトルを受賞した大野豊。そして、2008年、40歳で打点王になったタフィ・ローズがいる。
*ゴールデングラブ賞、ベストナインなどの表彰は含まない
そんな中、40代でタイトル獲得に期待が持てそうな選手がいる。それは、2月に40歳を迎える黒田博樹(広島)だ。黒田が今季最多勝を獲得すれば、2005年37歳で同タイトルを受賞した下柳剛を3歳上回る。黒田は昨季まで名門・ヤンキースでプレーし、メジャーで日本人初の5年連続2桁勝利を挙げるなど実績は十分。
ただ、黒田自身が良い投球をしても打線の援護に恵まれなければ、勝利に結びつかない可能性もある。その打線は昨季、チーム打率(.272)、得点(649)ともにリーグ2位だった。特に昨季は新人で2桁10を挙げた大瀬良大地(援護率5.08)を始め、バリントン(援護率5.45)、野村祐輔(援護率5.46)など援護が多かった。打線が今季も昨季と変わらぬ打力を誇り、黒田も1年間安定した投球を見せることができれば、最多勝のタイトル獲得も夢ではない。
ちなみに、40代で個人タイトルを獲得した選手はというと1988年、40歳にして本塁打王、打点王の二冠に輝いた門田博光、1997年、42歳で最優秀防御率のタイトルを受賞した大野豊。そして、2008年、40歳で打点王になったタフィ・ローズがいる。
*ゴールデングラブ賞、ベストナインなどの表彰は含まない