広島のエース・前田健太と合同自主トレを行っている藤浪晋太郎(阪神)が、今季3年連続二桁勝利を達成すると、高卒3年目の投手としては、2001年の松坂大輔(当時西武)以来の快挙になる。阪神では、1969年の江夏豊氏以来46年ぶり。
高卒新人年から3年連続二桁勝利を目指す藤浪の過去2年間を振り返ると、1年目は球数の制約などがあり規定投球回に到達できなかったが、シーズン10勝をマーク。8月には4勝0敗、防御率1.09を記録し、セ・リーグの高卒新人では1987年の近藤真一(中日)以来の月間MVPに輝いた。藤浪は、高卒1年目とは思えない活躍ぶりで、チームのクライマックスシリーズ進出に大きく貢献した。
2年目は前年より防御率を悪化させたが、自身初となる規定投球回に到達。勝ち星も前年を1つ上回る11勝。クライマックスシリーズでは巨人とのファイナルステージ第1戦に先発。CSではセ・リーグ最年少記録となる20歳6カ月での勝利投手になった。
3年目を迎える今季は、更なる進化を求めて、藤浪自ら広島のエース・前田にお願いして合同自主トレを実現させている。他球団のエースから学ぼうとする姿を見ると、高卒新人年から3年連続二桁勝利達成の期待がかなりもてそうだ。
■藤浪晋太郎の2年目までの成績
1年目 試24 10勝6敗 防御率2.75
2年目 試25 11勝8敗 防御率3.53
高卒新人年から3年連続二桁勝利を目指す藤浪の過去2年間を振り返ると、1年目は球数の制約などがあり規定投球回に到達できなかったが、シーズン10勝をマーク。8月には4勝0敗、防御率1.09を記録し、セ・リーグの高卒新人では1987年の近藤真一(中日)以来の月間MVPに輝いた。藤浪は、高卒1年目とは思えない活躍ぶりで、チームのクライマックスシリーズ進出に大きく貢献した。
2年目は前年より防御率を悪化させたが、自身初となる規定投球回に到達。勝ち星も前年を1つ上回る11勝。クライマックスシリーズでは巨人とのファイナルステージ第1戦に先発。CSではセ・リーグ最年少記録となる20歳6カ月での勝利投手になった。
■藤浪晋太郎の2年目までの成績
1年目 試24 10勝6敗 防御率2.75
2年目 試25 11勝8敗 防御率3.53