ニュース 2015.01.20. 17:20

2015シーズンの注目ワード『NPB復帰組』 チームに変化をもたらす4人

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メジャーでのキャリアに区切りをつけ、日本に戻ってきた松坂大輔[Getty Images]
 今年のプロ野球を楽しむ上でカギとなりそうな“言葉”に着目し、新シーズンの見どころを紹介する“注目ワード”。今回は、『NPB復帰組』の選手たちを取り上げる。

 近年その数が増えている日本球界復帰選手。今年は松坂大輔、中島裕之、田中賢介、黒田博樹の4名が日本復帰を果たす。果たして、彼らはチームを勝利へ導く活躍ができるのか。『NPB復帰組』のこれまでの経歴を振り返り、シーズンの注目ポイントを探ってみた。


● 松坂大輔(投手/35歳)

 “平成の怪物”が9年ぶり日本復帰。福岡の地で、慣れ親しんだ『18』を背に再スタートを切る。昨シーズン、メッツでは主に中継ぎとして登板するも、先発へのこだわりの強さから日本復帰を決断。心機一転、チャンピオンチームで繰り広げられる熾烈なローテーション争いに挑む。

[経歴]
98年ドラフト1位で西武へ入団
→西武(99~06)-ボストン・レッドソックス(07~12)-ニューヨーク・メッツ(13~14)
2014年12月5日 ソフトバンク入団会見
☆3年12億円プラス出来高(金額は推定)

[成績]
MLB通算:158試 56勝43敗1セーブ 振720 防4.45
AAA通算:47試 11勝14敗 振212 防3.30
☆ワールドチャンピオン(’07)

NPB通算:204試合 108勝60敗1セーブ 振1355 防2.95
☆最多勝利(’99・’00・’01)、最多奪三振(’00・’01・’03・’05)、
最優秀防御率(’03・’04)


● 中島裕之(内野手/33歳)

 古巣・西武や阪神などが興味を示したが、オリックスが争奪戦を制した。内野の層は厚く、ショートなら安達了一、サードならエステバン・ヘルマンに加え、新加入の小谷野栄一も交えた争いになる。アメリカ時代悩まされた太もものケガや、昨年試合中に骨折した左手首の状態が気がかりな点。

[経歴]
00年ドラフト5位で西武へ入団
→西武(01~12)-AAA・サクラメント(13~14)-AA・ミッドランド(14)
2014年12月5日 オリックス入団会見
☆3年最大12億円(金額は推定)

[成績]
※MLB出場なし
AAA通算:102試 率.268(385-103) 本4 点38
AA通算 :73試 率.266(256-68) 本6 点31

NPB通算:1225試 率.302(4562-1380) 本162 点738
☆最多安打(’09)、最高出塁率(’08・’09)


● 田中賢介(内野手/34歳)

 最後までアメリカでのプレーの可能性を模索したが断念し、古巣・日本ハムへ3年ぶりに復帰。決め手は「愛」だったと言う。栄光を知る稲葉や金子誠が引退し、小谷野も移籍とベテランが抜けたチームで精神的支柱としての活躍も期待される。

[経歴]
99年ドラフト2位で日本ハムへ入団
→日本ハム(00~12)-サンフランシスコ・ジャイアンツ(13)-AAA・ラウンドロック(14)
2014年12月17日 日本ハム入団会見
☆2年総額3億円プラス出来高(金額は推定)

[成績]
MLB通算:15試 率.267(30-8) 本0 点2
AAA通算:169試 率.302(556-168) 本5 点59

NPB通算:1079試 率.286(3674-1052) 本39 点325


● 黒田博樹(投手/40歳)

 メジャーで20億を超えると言われる条件を蹴り、古巣復帰を決断。今年40歳を迎える右腕は、「先発で回る以上は2ケタ勝たないといけない」とし、「それができなければ、自分の中で区切りをつけないといけないと思う。それなりの責任と覚悟を持って帰る」と覚悟を語った。前田健太とともにWエースとしての活躍に期待がかかるが、アメリカで猛威を振るったツーシームが日本のボールで発揮できるか、また代わりの武器を揃えることができるかが、ひとつのポイントになりそうだ。

[経歴]
96年ドラフト2位で広島へ入団
→広島(97~07)-ロサンゼルス・ドジャース(08~11)-ニューヨーク・ヤンキース(12~14)
2014年12月27日 広島への復帰が発表
☆単年4億円プラス出来高(金額は推定)

[成績]
MLB通算:212試 79勝79敗 振986 防3.45

NPB通算:271試 103勝89敗1セーブ 振1257 防3.69
☆最多勝利(’05)、最優秀防御率(’06)

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