ニュース 2015.01.23. 07:00

1年前の1月23日を答え合わせ! マーくんのメジャー挑戦に刺激を受けた“88年組”選手たち

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夢を叶えた田中将大に同世代選手たちがコメントを寄せた[Getty Images]
 ちょうど1年前、野球界ではなにが起こっていたのかを振り返っていく「1年前の答え合わせ」。

 紆余曲折を経て、新・ポスティングシステムでのメジャー挑戦にこぎつけたマーくんこと田中将大。夢への一歩を踏み出した田中の朗報を受け、同世代の1988年生まれ選手たちがコメントを寄せた。

● マーくんから刺激を受ける“88年世代”

 田中将大のヤンキース入団が決定。田中と同世代に当たるいわゆる“88年組”は、これからのプロ野球界を背負う選手たちの宝庫。今回、田中のメジャー挑戦にも大いに刺激を受けている。自身も将来的なメジャー挑戦願望を持っている広島のエース・前田健太は「彼ならヤンキースに行っても持っている力を発揮できると思います。僕も日本で彼に負けない活躍ができるように頑張ります」とコメント。幼馴染で小学校時代にはバッテリーを組んでいた巨人の坂本勇人は「いろんなプレッシャーがあると思うんですけど、それをはねのける力を持っていると思います。夢がかなってよかったなと思います」と喜びを語った。

・前田健太(広島)
「多くの不安や葛藤があったと思いますが、彼ならヤンキースに行っても持っている力を発揮できると思います。僕も日本で彼に負けない活躍ができるように頑張ります」

・坂本勇人(巨人)
「メジャーでも伝統のある球団ですし、いろんなプレッシャーがあると思うんですけど、それをはねのける力を持っていると思います。夢がかなってよかったなと思います。本当に頑張ってほしいです」

・沢村拓一(巨人)
「うれしかったし、今朝、メールでおめでとうと言いました。将大がメジャーで勝っている姿を早く見たい。僕個人、まだまだ同じ土俵に立てないけど、努力して追いついていきたい。少しでも追いつけるようにしたいです」

・大野雄大(中日)
「マー君は高校時代から『すごいな』という存在。それはプロでも変わらず、メジャーでもすごい契約を結んだ。自分もその差を少しでも埋められるように頑張りたい

・柳田悠岐(ソフトバンク)
「7年契約はすごすぎるでしょ。次元が違う。マーくんと対戦するときは、特に気合が入っていた(13年は6打数3安打)。アメリカでも20勝するでしょう。まず制球がすごい。あとは投球術。ここは抜いて、ここは入れるというところが完璧。1球目から最後仕留めるまで、すべて考えていたように感じる。マーくんとしゃべったことがないのが唯一の心残りですね」

→ このうち前田、坂本、柳田の3人は侍ジャパンに選出され、日米野球に出場。球界の顔になりつつある。大野も苦しみながら2年連続で2ケタ勝利をクリア。沢村は右肩の故障もあってプロ入り後最も少ない12試合の登板に終わった。今年は中継ぎとして勝負のシーズンに挑む。

 田中将大も右ヒジの故障からの復活を目指し、後輩の則本昴大らと自主トレに励む。昨年は大ケガで7月以降をほぼ棒に振りながら堂々の13勝をマーク。2年目の今季はヤンキースの先発の柱としての活躍が期待される。
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