野球殿堂博物館は23日、平成27年の野球殿堂入りを発表。競技者表彰のプレーヤー表彰選出で古田敦也氏が、特別表彰委員会選出で林和男氏、村山龍平氏の2名がそれぞれ殿堂入りを果たした。
今年唯一のプレーヤー表彰となった古田氏は、ヤクルト一筋で18年間プレー。2006年から2007年の間は選手兼監督も務めた。通算2008試合に出場し、打率.294、217本塁打、1009打点を記録し、大学・社会人を経てプロ入りした選手としては史上初となる2000本安打も達成した。
プレー以外にも、1998年から2005年までプロ野球選手会の会長を務めるなど、野球界に貢献。殿堂入りに必要な有効投票数の75%にあたる、249票を唯一上回る255票を集め、プレーヤー部門でただ一人の殿堂入りとなった。ちなみに、古田氏に次ぐ投票を受けた斎藤雅樹氏は246票、現・巨人監督の原辰徳氏は243票で惜しくも当選ならず。
また、特別表彰部門では、リトルリーグの創設・発展に貢献した林和男氏と、現在の全国高等学校野球選手権大会(甲子園)にあたる『全国中等学校優勝野球大会』を創設し、高校野球の隆盛に貢献した村山龍平氏の2名が選出された。
競技者表彰で設けられているエキスパート部門は、当選必要票を超えた人がおらず、2年連続で該当者なし。今年は上記の3名が殿堂入りとなった。なお、平成27年野球殿堂入り表彰式の日程は後日発表される予定となっている。
・[プレーヤー表彰]
対象:現役を引退したプロ野球選手で、引退後5年以上経過した人。期間は15年間。
選出:15年以上、野球報道に携わった経験を持つ委員約300人の投票により決定。全体の75%以上得票すれば殿堂入り。
・[エキスパート表彰]
対象:現役を引退したプロ野球のコーチ、監督で、引退後6ヶ月以上経過している人。または、現役を引退したプロ野球選手で、引退後21年以上経過した人。
選出:殿堂入りしている約30名と、競技者表彰委員会の幹事、野球報道年数30年以上の経験を持つ委員約70名の投票により決定。全体の75%以上得票すれば殿堂入り。
今年唯一のプレーヤー表彰となった古田氏は、ヤクルト一筋で18年間プレー。2006年から2007年の間は選手兼監督も務めた。通算2008試合に出場し、打率.294、217本塁打、1009打点を記録し、大学・社会人を経てプロ入りした選手としては史上初となる2000本安打も達成した。
プレー以外にも、1998年から2005年までプロ野球選手会の会長を務めるなど、野球界に貢献。殿堂入りに必要な有効投票数の75%にあたる、249票を唯一上回る255票を集め、プレーヤー部門でただ一人の殿堂入りとなった。ちなみに、古田氏に次ぐ投票を受けた斎藤雅樹氏は246票、現・巨人監督の原辰徳氏は243票で惜しくも当選ならず。
また、特別表彰部門では、リトルリーグの創設・発展に貢献した林和男氏と、現在の全国高等学校野球選手権大会(甲子園)にあたる『全国中等学校優勝野球大会』を創設し、高校野球の隆盛に貢献した村山龍平氏の2名が選出された。
競技者表彰で設けられているエキスパート部門は、当選必要票を超えた人がおらず、2年連続で該当者なし。今年は上記の3名が殿堂入りとなった。なお、平成27年野球殿堂入り表彰式の日程は後日発表される予定となっている。
野球殿堂とは…
日本の野球の発展に大きな貢献した人物の功績を永久に讃え、顕彰することを目的に、1959年に創設。・[プレーヤー表彰]
対象:現役を引退したプロ野球選手で、引退後5年以上経過した人。期間は15年間。
選出:15年以上、野球報道に携わった経験を持つ委員約300人の投票により決定。全体の75%以上得票すれば殿堂入り。
・[エキスパート表彰]
対象:現役を引退したプロ野球のコーチ、監督で、引退後6ヶ月以上経過している人。または、現役を引退したプロ野球選手で、引退後21年以上経過した人。
選出:殿堂入りしている約30名と、競技者表彰委員会の幹事、野球報道年数30年以上の経験を持つ委員約70名の投票により決定。全体の75%以上得票すれば殿堂入り。