現地時間23日、日本では阪神とオリックスでプレーしていたボーグルソンが、ジャイアンツに残留したことが発表された。今季もボーグルソンを始め、かつて日本でプレーした外国人選手たちが、メジャーでプレーする。そこで、一部の選手を紹介したい。

　2013年に楽天で、打率.292、28本塁打93打点の成績を残し、球団初のリーグ優勝、日本一に貢献したケーシー・マギーは、2014年からマーリンズでプレー。昨季はナ・リーグのカムバック賞を受賞し、オフには世界一になったジャイアンツへトレードされた。

　ジャイアンツといえば、ボーグルソン、さらにはロイヤルズからFAになった青木宣親も今季から所属。青木とチームメートになったことで、今季マギーがメジャーで活躍している姿を多く見られるかもしれない。

　元中日のチェン・ウェインは、海を渡ってから今年で4年目を迎える。昨季は自己最多の16勝（6敗）をマークし、地区優勝に大きく貢献した。今季もオリオールズの先発の一角として、昨季以上の働きを見せたいところだ。

　その他にも、元広島のコルビー・ルイスがレンジャーズと1年契約を結んでいる。

日本で活躍した主な外国人選手の今季所属先

ライアン・ボーグルソン
今季所属：ジャイアンツ
NPB通算：62試　11勝14敗0S　防4.17
昨季成績：32試　8勝13敗0S　防4.00

コルビー・ルイス
今季所属：レンジャーズ
NPB通算：55試　26勝17敗0S　防2.82
昨季成績：29試　10勝14敗0S　防5.18

ケーシー・マギー
今季所属：ジャイアンツ
NPB通算：144試　率.292　本28　点93
昨季成績：160試　率.287　本4　点76

チェン・ウェイン
今季所属：オリオールズ
NPB通算：127試　36勝30敗1S　防2.59
昨季成績：31試　16勝6敗0S　防3.54

スコット・アッチソン
今季所属：インディアンス
NPB通算：117試　12勝9敗0S　防3.64
昨季成績：70試　6勝0敗2S　防2.75