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巨人の注目“センター争奪バトル” 同期対決と復活を期す元・新人王

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大田vs橋本の同期対決に割って入りたい09年新人王・松本哲也[Getty Images]
 いよいよキャンプも開幕し、新シーズンへ向けてヒートアップしていくのがチーム内でのポジション争い。ここでは、4連覇を目指す巨人のセンターを巡る争いに注目したい。

 昨年は6年目の橋本到がブレイク。103試合に出場し、2番のレギュラーとして台頭した。しかし、5月に左太ももの肉離れで登録抹消をされると、それ境をに完全に流れが変わる。4月5月で打率.316と好調だった打撃は完全に影を潜め、7月12日の復帰以降は打率.226と不振に苦しんだ。

 そんな中で、橋本に取って代わる猛アピールを見せたのは、同じく6年目の大田泰示だった。期待され続けた未完の大器は、8月から徐々に出場機会を増やすと、9月は打率.310、2本塁打、10打点と活躍。優勝へ向けてのラストスパートを支えた原動力となり、4番も経験するなど、覚醒の兆しを見せた。

 同じ2008年のドラフトで巨人から指名を受けた同期であり同い年の2人が、7年の時を経てライバルとして巨人のセンターを巡るバトルを繰り広げる。果たして、原監督はどちらを選ぶのか。“同期バトル”の行方から目が離せない。

 また、そんなバトルに待ったをかけたいのが松本哲也。育成契約から這い上がって巨人のレギュラーを勝ち取り、2009年にはセ・リーグ新人王に輝いた男は度重なるケガに苦しみ、近年は出場機会を減らしている。

 それでも、5月20日の西武戦ではフェンスに登りながらのスーパーキャッチでチームを同点の危機から救い、ジョージア魂賞を受賞。限られた中でも持ち味を発揮し、見る者の心にインパクトを残すプレーを見せる松本。同僚の阿部慎之助が「何度も助けられた」と言うくらい守備でチームの危機を救ってきた男は貴重な存在であることに変わりはない。

 今年で31歳、まだまだ老けこむ年ではない。もうひと花もふた花も咲かせるべく、レギュラー奪回へ燃える。

 センターだけに限らず、外野の争いが熾烈な巨人。レギュラーの長野久義はオフに右ヒジと右膝の手術を受けており、アンダーソンもヒジの手術明け。開幕に間に合うかどうかは微妙で、その枠を巡って亀井義行、高橋由伸、矢野謙次、鈴木尚広、セペダらが入り乱れたポジション大争奪戦が繰り広げられる。

 球団創設80周年のメモリアルイヤーを終え、新たな一歩を踏み出す『新成』巨人。熾烈な外野戦争を勝ち抜くのは…!?

巨人のセンター争い

(※年齢は満年齢)

・橋本到
高卒6年目/25歳 右投左打
[昨季成績]
103試合 本塁打4 打点35
打率/出塁率/長打率(.256/.322/.330)

・大田泰示
高卒6年目/25歳 右投右打
[昨季成績] 
44試合 本塁打2 打点12
打率/出塁率/長打率(.246/.338/.431)

・松本哲也
大卒9年目/31歳 左投左打
[昨季成績]
75試合 本塁打0 打点3
打率/出塁率/長打率(.275/.326/.288)
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