新シーズンを迎える前に、今年のプロ野球界を見て行く上でキーワードになりそうなことを取り上げる今シーズンの“注目ワード”。ここでは、『4連覇』に挑む巨人に注目。
2リーグ制となって以降、『4連覇』以上を達成したチームは3チーム存在し、回数にすると5回(※下記参照)。
・1955年~1959年 巨人(5連覇)
・1965年~1973年 巨人(9連覇)
・1975年~1978年 阪急(4連覇)
・1985年~1988年 西武(4連覇)
・1990年~1994年 西武(5連覇)
巨人が今年優勝すれば、1990年~1994年の間に5連覇を達成した西武以来21年ぶり6回目。球団では、V9を達成した1965年~1973年以来の快挙となる。
昨季は打撃陣が軒並み数字を落とす中、実に106通りものスタメンを駆使し、しぶとく白星を積み重ねていった原巨人。卓越した選手起用術で通算7度目の優勝を掴み取った原監督であったが、CSでは勢いに乗る阪神を前に4連敗に終わり、日本シリーズ出場はならず。前年の忘れ物を取りに行くことはできなかった。
球団創設81年目を迎える今季は『新成』をスローガンに掲げ、新キャプテンに坂本勇人を指名。80周年のメモリアルイヤーを終え、その先の90年、100年へと向かって新たな一歩を踏み出す巨人の先頭を、27歳の若武者に託した。ちなみに、27歳での主将就任は、広岡達朗氏らと並ぶ最年少タイ記録となる。
また、原監督がキーマンとして挙げるのが7年目の大田泰示。鳴かず飛ばずだった5年間を経て、6年目の昨季ついに大器の片鱗を見せた24歳にかける期待は大きく、V旅行中には4番候補として名前を挙げていたほど。13日に国際武道大で行なった「スポーツ戦略論2」の特別講義でも、「理想はジグザグ打線。4番は右打者のほうが理想」と語り、「今年も期待して、(大田に)だまされてみようかな」と笑った。
CSで苦杯をなめたライバル・阪神はもちろんのこと、黒田博樹が復帰する広島や、谷繁兼任監督2年目の中日、天敵グリエルが残留したDeNA、大型補強のヤクルトと一筋縄ではいかない2015年のセ・リーグ。新シーズンは『4連覇』を目指す巨人と、率いる原監督の手腕に注目。
・沢村拓一がリリーフ転向
・西村健太朗が先発挑戦
【IN】
相川亮二 / 捕手
金城龍彦 / 外野手
アーロン・ポレダ / 投手
マイルズ・マイコラス / 投手
【OUT】
ホセ・ロペス / 内野手(→DeNA)
奥村展征 / 内野手(→ヤクルト)
2リーグ制となって以降、『4連覇』以上を達成したチームは3チーム存在し、回数にすると5回(※下記参照)。
・1955年~1959年 巨人(5連覇)
・1985年~1988年 西武(4連覇)
・1990年~1994年 西武(5連覇)
巨人が今年優勝すれば、1990年~1994年の間に5連覇を達成した西武以来21年ぶり6回目。球団では、V9を達成した1965年~1973年以来の快挙となる。
昨季は打撃陣が軒並み数字を落とす中、実に106通りものスタメンを駆使し、しぶとく白星を積み重ねていった原巨人。卓越した選手起用術で通算7度目の優勝を掴み取った原監督であったが、CSでは勢いに乗る阪神を前に4連敗に終わり、日本シリーズ出場はならず。前年の忘れ物を取りに行くことはできなかった。
球団創設81年目を迎える今季は『新成』をスローガンに掲げ、新キャプテンに坂本勇人を指名。80周年のメモリアルイヤーを終え、その先の90年、100年へと向かって新たな一歩を踏み出す巨人の先頭を、27歳の若武者に託した。ちなみに、27歳での主将就任は、広岡達朗氏らと並ぶ最年少タイ記録となる。
また、原監督がキーマンとして挙げるのが7年目の大田泰示。鳴かず飛ばずだった5年間を経て、6年目の昨季ついに大器の片鱗を見せた24歳にかける期待は大きく、V旅行中には4番候補として名前を挙げていたほど。13日に国際武道大で行なった「スポーツ戦略論2」の特別講義でも、「理想はジグザグ打線。4番は右打者のほうが理想」と語り、「今年も期待して、(大田に)だまされてみようかな」と笑った。
CSで苦杯をなめたライバル・阪神はもちろんのこと、黒田博樹が復帰する広島や、谷繁兼任監督2年目の中日、天敵グリエルが残留したDeNA、大型補強のヤクルトと一筋縄ではいかない2015年のセ・リーグ。新シーズンは『4連覇』を目指す巨人と、率いる原監督の手腕に注目。
今オフ、巨人の主な動き
・阿部慎之助が一塁転向・沢村拓一がリリーフ転向
・西村健太朗が先発挑戦
【IN】
相川亮二 / 捕手
金城龍彦 / 外野手
アーロン・ポレダ / 投手
マイルズ・マイコラス / 投手
【OUT】
ホセ・ロペス / 内野手(→DeNA)
奥村展征 / 内野手(→ヤクルト)