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捕手と監督の両立 プレイングマネージャー2年目はどうだった?

 中日の谷繁元信選手兼任監督は就任2年目を迎える。これまでにも野村克也氏や古田敦也氏といった捕手経験者が選手兼任監督を務めてきたが、彼らは兼任監督2年にどのようなチーム、個人成績を残してきたのか振り返りたい。

 野村氏は南海で、68年から選手兼任コーチを経て70年から兼任監督に。監督1年目はリーグ2位、選手としては130試合フル出場し、42本塁打114打点と『監督』、『選手』としても一定の成績を残した。

 2年目は、優勝した阪急から22.5ゲーム差の4位。選手としても前年よりも成績を落とした。ただ当時2年目だった門田博光をレギュラーで起用し、打点王(120打点)のタイトルを獲得するなど、当時から選手を見る目は確かだった。

 古田氏(ヤクルト)は06年に野村氏以来、29年ぶりに選手兼任監督に就任。捕手出身ということもあり、守りを固める野球を見せると思いきや、攻撃的な野球を展開し、チームを3位に導いた。一方で選手としての出場試合数は、05年が96試合だったのに対し、06年は36試合に減少。

 兼任監督2年目は監督に重点を置く。3年目の田中浩康が二塁のレギュラーに定着し、グライシンガーが最多勝を獲得。だが、チームは開幕から躓き、最後まで立て直すことができず、首位巨人から20.5ゲーム差をつけられ最下位。成績不振の責任を取る形で監督を退任し、現役も引退した。

 野村氏、古田氏を振り返ると、プレイングマネージャー2年目となる谷繁も、選手と監督の両立の難しさを感じているはず。その中で、谷繁選手兼任監督は、今季どのようにチームを上位進出に導くのだろうか。

主な捕手兼任監督経験者

●野村克也(南海)
監督成績
1年目:2位 69勝57敗4分 勝率.548
2年目:4位 61勝65敗4分 勝率.484

選手成績
1年目:試130 率.295 本42 点114
2年目:試127 率.281 本29 点83

●古田敦也(ヤクルト)
監督成績
1年目:3位 70勝73敗3分 勝率.490
2年目:6位 60勝84敗0分 勝率.417

選手成績
1年目:試36 率.244 本0 点8
2年目:試10 率.333 本0 点0
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