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新しい投球スタイルで生まれ変わる モデルチェンジした投手とは…

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ナックルカーブを覚え投球の幅が広がったソフトバンクの五十嵐亮太©BASEBALLKING
 肩や肘の故障、中堅からベテランに差し掛かったタイミング、日本の野球からメジャーに挑戦など様々な理由でモデルチェンジする投手が多い。

 ソフトバンクのセットアッパーとして活躍する五十嵐亮太がそうだ。五十嵐といえば、ヤクルト時代の04年に、当時の日本プロ野球タイ記録となる158キロを計測するなど速球派だった。メジャーに挑戦した10年から投球スタイルが代わる。日本ではストレートとフォークで打ち取っていたが、ヤンキース時代の12年にナックルカーブを習得。これが五十嵐の新たな武器となる。13年に日本球界復帰後は、ナックルカーブを効果的に使い14年には44ホールドをマーク。リーグ優勝、日本一に大きく貢献した。

 巨人の大竹寛も若手時代はストレートで押す投手だったが、シュートやチェンジアップを覚え投球の幅を年々広げていった。だが、10年に右肩を痛めてしまい2年間、ほとんど一軍で投げることができず。これをきっかけに復帰した12年からは、技巧派に生まれ変わった。変化球で打たせて取るピッチングで2年連続二桁勝利をマーク。14年から移籍した巨人では二桁に届かなかったものの9勝を挙げた。

 8年ぶりに日本球界に復帰した広島の黒田博樹は、真っ向勝負の速球派投手だったが、メジャーでは直球とはぼ変わらないスピードで微妙に変化するツーシームを軸に、打たせて取る投球スタイルに変更。この球種で並みいる強打者を抑え、日本人メジャーでは最高となる5年連続二桁勝利を挙げた。今季からプレーする古巣・広島で、ツーシームの威力がどこまで発揮するのか見物だ。

 その他にも、若手時代ストレートと2種類のフォークを軸に三振を多く奪っていた広島の永川勝浩が、13年にスライダーをマスターし、投球の軸にしている。
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