日本ハムは12日に行われたロッテとのオープン戦に敗れ、8試合を消化して6敗2分と12球団で唯一白星を挙げられていない。
投手陣では開幕投手が内定している大谷翔平が不安定な投球が続いている。3日の巨人とのオープン戦で4回4安打6四球4失点。栗山英樹監督は試合後「翔平にとってものすごくいい勉強になった。この経験を活かして欲しい」と奮起を期待したが、11日のDeNA戦でも4回を投げ6安打4四球5失点と2試合連続で試合を作ることができなかった。
エースの不調が心配ではあるが、昨季3勝に終わり復活を目指す武田勝は12日のロッテ戦で、6回2失点とアピール。キャンプから状態が上がらなかった上沢直之も調子を取り戻しつつあることを踏まえると、暗い話題ばかりではない。
一方の野手陣は、西川遥輝(打率.320)、田中賢介(.318)、ハーミッダ(.357)と好調を維持しているが、陽岱鋼(.154)、中田翔(.167)、レアード(.053)といったポイントゲッターとなる選手に当たりがない。その影響もあってか、オープン戦8試合で13得点と得点力不足に喘いでいる。12日のロッテ戦でも10安打放ちながら2得点に終わっており、チャンスに1本が出ない状況だ。
また、全体に目を向けると、チームを引き締めるベテランが少ないことも気がかりなところ。昨季までチームを引っ張っていた稲葉篤紀、金子誠が現役引退。小谷野栄一、大引啓次もFAで他球団に移籍した。ベテラン選手が多く抜けたこともあってか、今季30歳以上の選手(今季中に30歳を迎える選手を含む)は12球団最少の19人しかいない。
シーズンが開幕してから現在のようなチーム状態が続いたときに、チームを引っ張るリーダーの存在は必要不可欠。セットアッパーの宮西尚生がキャプテンを務めるが、これまで稲葉、金子、大引などがチームを盛り上げていたことを考えると野手でも引っ張る選手が必要といえそうだ。
課題が多い日本ハム。公式戦開幕まで残り2週間で、どのようにチームが変化していくのか注目だ。
投手陣では開幕投手が内定している大谷翔平が不安定な投球が続いている。3日の巨人とのオープン戦で4回4安打6四球4失点。栗山英樹監督は試合後「翔平にとってものすごくいい勉強になった。この経験を活かして欲しい」と奮起を期待したが、11日のDeNA戦でも4回を投げ6安打4四球5失点と2試合連続で試合を作ることができなかった。
エースの不調が心配ではあるが、昨季3勝に終わり復活を目指す武田勝は12日のロッテ戦で、6回2失点とアピール。キャンプから状態が上がらなかった上沢直之も調子を取り戻しつつあることを踏まえると、暗い話題ばかりではない。
一方の野手陣は、西川遥輝(打率.320)、田中賢介(.318)、ハーミッダ(.357)と好調を維持しているが、陽岱鋼(.154)、中田翔(.167)、レアード(.053)といったポイントゲッターとなる選手に当たりがない。その影響もあってか、オープン戦8試合で13得点と得点力不足に喘いでいる。12日のロッテ戦でも10安打放ちながら2得点に終わっており、チャンスに1本が出ない状況だ。
また、全体に目を向けると、チームを引き締めるベテランが少ないことも気がかりなところ。昨季までチームを引っ張っていた稲葉篤紀、金子誠が現役引退。小谷野栄一、大引啓次もFAで他球団に移籍した。ベテラン選手が多く抜けたこともあってか、今季30歳以上の選手(今季中に30歳を迎える選手を含む)は12球団最少の19人しかいない。
シーズンが開幕してから現在のようなチーム状態が続いたときに、チームを引っ張るリーダーの存在は必要不可欠。セットアッパーの宮西尚生がキャプテンを務めるが、これまで稲葉、金子、大引などがチームを盛り上げていたことを考えると野手でも引っ張る選手が必要といえそうだ。
課題が多い日本ハム。公式戦開幕まで残り2週間で、どのようにチームが変化していくのか注目だ。