巨人は12日、内海哲也が左前腕部の炎症のために二軍で調整を進めていくことを発表した。
右肘の故障で昨季終盤に離脱した菅野智之の状態がなかなか上がらず、杉内俊哉も6日のオリックス戦で寝違えによる首の張りを訴えて登板を回避。そういった先発投手事情の中で、内海の離脱はかなり痛い。
特に、内海は9年連続で規定投球回登板を達成中。これは、現役NPB投手では1位の記録である。長らく巨人のエースとして君臨し、07年から09年と、12年から現在までの2度のリーグ3連覇期間も全てで規定投球回に到達。昨季は、左肩の違和感などでシーズン中に3度も一軍登録を抹消されながら144回2/3を投げており、先発ローテーションとして計算できる投手の1人だった。
また、内海はイニングを稼げる投手であることに加え、白星も多く稼ぐ。昨季は7勝にとどまったが、13年までは4年連続で二桁勝利をマーク。11年(18勝)と12年(15勝)は最多勝のタイトルも獲得している。さらに、先発ローテーションに定着した06年以降で見ると、7度も二桁勝利を達成しており、巨人の大黒柱といっても過言ではない。
グラウンド外でも投手陣のリーダーとしてチームを盛り上げ、自主トレでは多くの若手投手を引き連れて汗を流すなど兄貴分的存在の内海。成績だけでなく、ベンチにもたらす影響が大きい男の離脱は、4連覇を目指す巨人にとって大きな痛手となるに違いない。
【内海の06年以降の成績】
06年:31試 12勝13敗 194回 防2.78
07年:28試 14勝7敗 187.2回 防3.02
08年:29試 12勝8敗 184.1回 防2.73
09年:27試 9勝11敗 179.2回 防2.96
10年:27試 11勝8敗 148回 防4.38
11年:28試 18勝5敗 185.2回 防1.70
12年:28試 15勝6敗 186回 防1.98
13年:25試 13勝6敗 160.1回 防3.31
14年:22試 7勝9敗 144.2回 防3.17
最多奪三振(07年)
右肘の故障で昨季終盤に離脱した菅野智之の状態がなかなか上がらず、杉内俊哉も6日のオリックス戦で寝違えによる首の張りを訴えて登板を回避。そういった先発投手事情の中で、内海の離脱はかなり痛い。
特に、内海は9年連続で規定投球回登板を達成中。これは、現役NPB投手では1位の記録である。長らく巨人のエースとして君臨し、07年から09年と、12年から現在までの2度のリーグ3連覇期間も全てで規定投球回に到達。昨季は、左肩の違和感などでシーズン中に3度も一軍登録を抹消されながら144回2/3を投げており、先発ローテーションとして計算できる投手の1人だった。
また、内海はイニングを稼げる投手であることに加え、白星も多く稼ぐ。昨季は7勝にとどまったが、13年までは4年連続で二桁勝利をマーク。11年(18勝)と12年(15勝)は最多勝のタイトルも獲得している。さらに、先発ローテーションに定着した06年以降で見ると、7度も二桁勝利を達成しており、巨人の大黒柱といっても過言ではない。
グラウンド外でも投手陣のリーダーとしてチームを盛り上げ、自主トレでは多くの若手投手を引き連れて汗を流すなど兄貴分的存在の内海。成績だけでなく、ベンチにもたらす影響が大きい男の離脱は、4連覇を目指す巨人にとって大きな痛手となるに違いない。
【内海の06年以降の成績】
06年:31試 12勝13敗 194回 防2.78
07年:28試 14勝7敗 187.2回 防3.02
08年:29試 12勝8敗 184.1回 防2.73
09年:27試 9勝11敗 179.2回 防2.96
10年:27試 11勝8敗 148回 防4.38
11年:28試 18勝5敗 185.2回 防1.70
12年:28試 15勝6敗 186回 防1.98
13年:25試 13勝6敗 160.1回 防3.31
14年:22試 7勝9敗 144.2回 防3.17
タイトル
最多勝(11年、12年)最多奪三振(07年)