4連覇を目指す巨人。今年は長年正捕手を務めた阿部慎之助がファーストにコンバートされたこともあり、2年目の小林誠司、FAでヤクルトから巨人へ移籍してきた相川亮二が正捕手争いを繰り広げているが、捕手以外にも、二塁のレギュラーを巡って熾烈な争いが行われている。
巨人の二塁は昨季、13年オフに西武からFAで移籍してきた片岡治大が、チーム最多の113試合に出場。片岡は打率.252だったが、巨人の二塁では05年の仁志敏久氏以来となる規定打席に到達。今年も片岡を中心に二塁の争いが展開されていくかと思われたが、今年の5月で40歳を迎える井端が待ったをかけた。
井端は2月28日のヤクルト戦で『2番二塁』で先発出場すると、初回無死一塁から先発小川泰弘の外角の変化球を逆らわずライト前に運んだ。続く第2打席は四球を選ぶと、5回の第3打席で、センター前ヒットを放ち、全打席で出塁する活躍ぶり。
さらに『7番・一塁』で先発出場した3日の日本ハム戦でも、大谷翔平から148キロのストレートをライト前に運ぶタイムリーなど2安打をマーク。井端はオープン戦5試合に出場して12打数6安打、打率.500と絶好調だ。
一方の片岡は、2月21日の広島戦でタイムリーを放つも、その後は途中出場が多い。3日の日本ハム戦では、久しぶりに先発出場も3打数無安打。オープン戦の打率.250と今ひとつアピールが出来ていない状況だ。
シーズン開幕まで残り3週間。巨人では本職の遊撃だけでなく、二塁、三塁、一塁もこなすユーティリティープレーヤーの井端がレギュラーを掴むのか。それとも、シーズンが開幕してからは、片岡が中心に起用されていくのか。今後も巨人の二塁手争いに目が離せない。
片岡治大
試5 率.250 本0 点2
井端弘和
試5 率.500 本0 点1
*記録は3月3日終了時点のもの
巨人の二塁は昨季、13年オフに西武からFAで移籍してきた片岡治大が、チーム最多の113試合に出場。片岡は打率.252だったが、巨人の二塁では05年の仁志敏久氏以来となる規定打席に到達。今年も片岡を中心に二塁の争いが展開されていくかと思われたが、今年の5月で40歳を迎える井端が待ったをかけた。
井端は2月28日のヤクルト戦で『2番二塁』で先発出場すると、初回無死一塁から先発小川泰弘の外角の変化球を逆らわずライト前に運んだ。続く第2打席は四球を選ぶと、5回の第3打席で、センター前ヒットを放ち、全打席で出塁する活躍ぶり。
さらに『7番・一塁』で先発出場した3日の日本ハム戦でも、大谷翔平から148キロのストレートをライト前に運ぶタイムリーなど2安打をマーク。井端はオープン戦5試合に出場して12打数6安打、打率.500と絶好調だ。
一方の片岡は、2月21日の広島戦でタイムリーを放つも、その後は途中出場が多い。3日の日本ハム戦では、久しぶりに先発出場も3打数無安打。オープン戦の打率.250と今ひとつアピールが出来ていない状況だ。
シーズン開幕まで残り3週間。巨人では本職の遊撃だけでなく、二塁、三塁、一塁もこなすユーティリティープレーヤーの井端がレギュラーを掴むのか。それとも、シーズンが開幕してからは、片岡が中心に起用されていくのか。今後も巨人の二塁手争いに目が離せない。
片岡と井端のオープン戦成績
片岡治大
試5 率.250 本0 点2
井端弘和
試5 率.500 本0 点1
*記録は3月3日終了時点のもの