ニュース 2015.02.12. 14:45

40代を超えても現役を続けるベテラン野手 活躍ぶりを振り返る

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2013年にはWBCにも出場した松井稼頭央[Getty Images]
 今季40歳を迎える選手を含めて、野手は12人の選手が40代を超えてもなお現役を続けている。そこで、プロ入りから5年周期でどのような活躍をしているのか振り返っていきたい。

●中嶋聡(87年〜)
5年目成績[22歳]:試129 率.253 本12 点48(91年)
10年目成績[27歳]:試98 率.222 本1 点24(96年)
15年目成績[32歳]:試65 率.203 本1 点14(01年)
20年目成績[37歳]:試79 率.207 本0 点5(06年)
25年目成績[42歳]:試10 率.000 本0 点0(11年)
昨季成績[45歳]:試1 率.000 本0 点0
寸評:今年の3月で46歳を迎える大ベテランは、オリックス(阪急)、西武、横浜、日本ハムと4球団でプレー。プロ5年ごとの成績を見てみると、5年目に129試合に出場しているが、それ以外は100試合以上の出場が意外にもない。

●谷繁元信(89年〜)
5年目成績[23歳]:試114 率.234 本4 点26(93年)
10年目成績[28歳]:試134 率.254 本14 点55(98年)
15年目成績[33歳]:試112 率.264 本18 点69(03年)
20年目成績[38歳]:試113 率.234 本2 点27(08年)
25年目成績[43歳]:試130 率.216 本6 点34(13年)
昨季成績[44歳]:試91 率.195 本1 点23
寸評:横浜時代の93年にプロ入り後、初となる100試合以上に出場。10年目の98年には日本一に貢献し、02年に中日移籍後も、現在まで正捕手として活躍している。14年からは監督も兼務。

●和田一浩(97年〜)
5年目成績[29歳]:試82 率.306 本16 点34(01年)
10年目成績[34歳]:試131 率.298 本19 点95(06年)
15年目成績[39歳]:試131 率.232 本12 点54(11年)
昨季成績[42歳]:試90 率.281 本16 点65
寸評:大学、社会人を経由で、プロ入団が25歳の時。レギュラー定着も、プロ6年目の30歳と40代でプレーする選手の中では遅咲きの部類にあたる。今季は残り15本に迫った2000安打へ期待が高まる。

●谷佳知(97年〜)
5年目成績[28歳]:試136 率.325 本13 点79(01年)
10年目成績[33歳]:試118 率.267 本6 点30(06年)
15年目成績[38歳]:試83 率.274 本0 点7(11年)
昨季成績[41歳]:試9 率.125 本0 点0
寸評:プロ5年目の01年、初めて打率3割を記録し、シーズン通算52本の二塁打を放ち日本記録を樹立。10年目は規定打席に到達したものの、故障に苦しみ同年のオフに巨人へトレード。巨人移籍後は、1年目に打率3割を記録している。14年から再びオリックスでプレー。

●小笠原道大(97年〜)
5年目成績[28歳]:試140 率.339 本32 点86(01年)
10年目成績[33歳]:試135 率.313 本32 点100(06年)
15年目成績[38歳]:試83 率.242 本5 点20(11年)
昨季成績[41歳]:試81 率.301 本1 点18
寸評:3年目の99年にレギュラーに定着し、5年目の01年には195安打を放ち最多安打を獲得。10年目にはMVPに加え本塁打王、打点王の二冠に輝き、日本ハムの日本一に貢献。巨人移籍後のプロ15年目は統一球に苦しむも、41歳の昨季は中日で、代打の切り札として起用された。

●松中信彦(97年〜)
5年目成績[28歳]:試130 率.334 本36 点122(01年)
10年目成績[33歳]:試131 率.324 本19 点76(06年)
15年目成績[38歳]:試88 率.308 本12 点36(11年)
昨季成績[41歳]:試33 率.111 本0 点4
寸評:3年目の99年にレギュラーになると、00年にシーズンMVP。5年目の01年は、打撃三部門で好成績を残すと、04年に平成唯一となる三冠王。10年目の06年は首位打者のタイトルを獲得した。38歳となった15年目の11年は、規定打席に到達しなかったものの、打率3割を記録。

●井口資仁(97年〜)
5年目成績[27歳]:試140 率.261 本30 点97(01年)
10年目成績[32歳]:試138 率.281 本18 点67(06年)*
15年目成績[37歳]:試140 率.265 本9 点73(11年)
昨季成績[40歳]:試109 率.238 本10 点49
寸評:5年目の01年に44盗塁で盗塁王。05年からメジャーでプレーし、10年目の06年は、1試合7打点を記録するなど、レギュラーとして138試合に出場した。日本球界復帰後も、レギュラーとして活躍している。
*はMLB成績

●高橋由伸(98年〜)
5年目成績[27歳]:試105 率.306 本17 点53(02年)
10年目成績[32歳]:試133 率.308 本35 点88(07年)
15年目成績[37歳]:試130 率.239 本8 点56(12年)
昨季成績[39歳]:試72 率.286 本6 点29
寸評:プロ1年目から右翼のレギュラーで出場し、5年目の02年は故障の影響で本塁打、打点は思うような成績を残せなかったが、打率は3割をマーク。10年目の07年は、開幕戦で初球先頭打者本塁打を放つなど、1番打者ながら35本のアーチを描いた。40歳を迎える今季は、打撃コーチも兼任する。

●井端弘和(98年〜)
5年目成績[27歳]:試135 率.290 本4 点25(02年)
10年目成績[32歳]:試144 率.296 本5 点45(07年)
15年目成績[37歳]:試140 率.284 本2 点35(12年)
昨季成績[39歳]:試87 率.256 本3 点16
寸評:ドラフト5位での入団も、高い守備力と嫌らしい打撃でプロ4年目にレギュラー定着。04年から09年まで、二塁の荒木雅博とともに、二遊間でゴールデングラブ賞を受賞した。13年オフに中日を退団し、14年からは巨人でプレーしている。

●倉義和(98年〜)
プロ5年目成績[27歳]:試13 率.143 本0 点0(02年)
プロ10年目成績[32歳]:試82 率.274 本7 点25(07年)
プロ15年目成績[37歳]:試70 率.195 本1 点15(12年)
昨季成績[39歳]:試26 率.093 本1 点2
寸評:5年ごとの試合出場を見ると、100試合以上に一度も出場していない。今季プロ18年目を迎えるが、100試合以上に出場したのは05年の一度だけ。40歳を迎える今季、日本球界に復帰した1つ年齢が上の黒田博樹とバッテリーを組むことができるか。

●松井稼頭央(94年〜)
5年目成績[23歳]:試135 率.311 本9 点58(98年)
10年目成績[28歳]:試140 率.305 本33 点84(03年)
15年目成績[33歳]:試96 率.293 本6 点33(08年)*
20年目成績[38歳]:試125 率.248 本11 点58(13年)
昨季成績[39歳]:試128 率. 291 本8 点46
寸評:ずば抜けた身体能力で、90年代後半から日本を代表する遊撃手。5年目の98年にリーグMVP。04年からは活躍の舞台をアメリカに移し、7年間プレーした。11年からは楽天でプレーし、13年には球団創設初となる日本一に大きく貢献。15年からは外野手登録に変更した。
*はMLB成績

●福浦和也(94年〜)
5年目成績[23歳]:試129 率.284 本3 点57(98年)
10年目成績[28歳]:試140 率.303 本21 点76(03年)
15年目成績[33歳]:試105 率.252 本1 点44(08年)
20年目成績[38歳]:試78 率.229 本0 点17(13年)
昨季成績[39歳]:試43 率. 283 本0 点15
寸評:投手で入団も、振り子打法で97年に一軍デビュー。5年目の98年にレギュラーに定着すると、01年に首位打者。同年から6年連続打率3割を記録。近年は代打でチームを支えている。
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