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阪神のエースといえば… 最近15年のチーム最多勝投手を振り返る

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阪神時代絶対的なエースとして4年連続でチーム最多勝利投手になった井川慶[Getty Images]
 阪神のエースといえば、メッセンジャー、能見篤史のどちらかがそれに当てはまる。ただ、能見は昨年12月に行われた野球教室でエースとして頑張って下さいというエールに「それは違うなあ」とやんわり否定し、「これからは(藤浪)晋太郎の時代だぞ」と発言した。そこで、阪神の現時点のエース問題を含めて、最近15年のエースを振り返っていきたい。

 2000年代前半は、井川慶がエースの時代だったと言っていいだろう。先発ローテーションに定着した2001年から阪神を退団する2006年までで、チーム最多勝利を逃したのが、2005年の一度しかない。2003年、18年ぶりにリーグ優勝を達成した時には20勝を挙げている。

 井川という絶対的エースが抜けた後の数年は、井川に匹敵するエースが表れなかった。開幕投手で見ると2008年から3年間、安藤優也が務めているが、エースに近い存在になりながら、その間チーム最多勝利は2008年の1度しかない。

 そして、2011年からは能見、メッセンジャーの時代になる。2011年、2012年はともにチーム最多勝利。特に2011年は2人とも防御率2点台と安定した成績を残した。2013年からはメッセンジャーが単独でチーム最多勝利投手。2014年は13勝をマークし、最多勝のタイトルを獲得した。

 メッセンジャーは、チーム最多勝利という観点でいけば、2000年代前半のエース・井川と同じく4年連続でチーム最多勝投手となっており、エースと呼べる存在といえそうだ。体重増加が心配される今季も、チームを引っ張る活躍が期待される。

チーム最多勝利投手

00年 川尻哲郎 試26 10勝7敗0S 防3.17
01年 井川慶 試29 9勝13敗0S 防2.67
   福原忍 試39 9勝12敗1S 防3.13
02年 井川慶 試31 14勝9敗1S 防2.49
03年 井川慶 試29 20勝5敗0S 防2.80
04年 井川慶 試29 14勝11敗0S 防3.73
05年 下柳剛 試24 15勝3敗0S 防2.99
06年 井川慶 試29 14勝9敗0S 防2.97
07年 下柳剛 試25 10勝8敗0S 防4.11
08年 安藤優也 試25 13勝9敗0S 防3.20
09年 能見篤史 試28 13勝9敗0S 防2.62
10年 久保康友 試29 14勝5敗0S 防3.25
11年 能見篤史 試29 12勝9敗0S 防2.52
   メッセンジャー 試25 12勝7敗0S 防2.88
12年 能見篤史 試29 10勝10敗0S 防2.42
   メッセンジャー 試30 10勝11敗0S 防2.52
13年 メッセンジャー 試30 12勝8敗0S 防2.89
14年 メッセンジャー 試31 13勝10敗0S 防3.20
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