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3年目の飛躍へ…阪神・藤浪晋太郎のテーマは“課題克服”

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プロ入りから2年連続2ケタ勝利をクリアし、侍ジャパンにも選出された藤浪が抱える課題とは・・・[Getty Images]
 阪神の藤浪晋太郎が、プロ3年目の飛躍に向けて着々と準備を進めている。沖縄・宜野座キャンプ第2クール最終日となった9日にはブルペンで57球。左打者から外角に逃げる形で変化するシンカー気味のチェンジアップを試投するなど、試行錯誤をこらしている。

 「チェンジアップに重点を置いているわけではありません。投球の幅に関してはこのボールを投げることで広がると思っています」。すでに持ち球の中にチェンジアップはある上、スライダー、カットボール、ツーシーム、フォークと多彩な変化球を誇る。その上でなお、新しい変化を求めるのは、対左打者という課題があるからだ。2年目の昨季は右に被打率.193に対して、左に同.303と分が悪かった。

 ルーキーイヤーに10勝(6敗)、2年目の昨季は11勝(8敗)。2年連続2ケタ勝利は高卒ルーキーとしては出色の数字と言っていい。だが、防御率は2.75から3.53、WHIP[*]も1.18から1.31と悪化。勝ち星こそ伸ばしたものの、投球内容の改善には左打者へのバリエーションが必要だと考えたということだろう。[*被安打数と与四球数を足した数値を投球回で割ったもの。1イニングあたり何人の走者を出したかを表す]

 6日には日本代表の小久保裕紀監督が3月10、11日の強化試合・欧州代表戦への藤浪の招集を要請したが、派遣は見送りの方向。右腕は3月27日の開幕中日戦(京セラドーム大阪)を見据えて調整を続けている。
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