日本ハムの守護神といえば、3度最多セーブのタイトルを獲得した武田久が代表的。そこで、武田久を含めた最近15年の抑え投手について振り返っていきたい。
2000年代前半は03年まで20セーブを挙げる投手はいなかったが、北海道へ移転した04年横浜から加入した横山道哉が28セーブをマークし最優秀救援投手を獲得。チームも00年以来のAクラス入りを果たし、同年から開始したプレーオフ進出を果たした。
06年からはマイケル中村が3年間務めた。変則的なフォームから投げ下ろす150キロ近いストレートを武器に06年、07年のリーグ優勝に大きく貢献。06年は当時のパ・リーグシーズン記録となる39セーブを挙げた。08年にはプロ野球史上20人目となる通算100セーブをマークするも、同年オフに巨人へトレード移籍した。
マイケルが去った後、守護神を任されたのが、マイケルが守護神時代セットアッパーを務めていた武田久。抑え転向1年目の09年は、3勝0敗34セーブ、防御率1.20と抜群の安定感を誇り、最多セーブ投手を獲得。10年はシーズン途中に中継ぎへ配置転換されるなど苦しんだが、翌11年、12年は再び最多セーブ投手となった。
ただ近年、セーブ数以上に不安定さが目立ち、14年には自身の不振から増井にそのポジションを奪われる形となった。今季は、武田久がその座を取り返すのか。それとも、増井が不動のモノにするのか注目だ。
01年 ミラバル 試51 2勝6敗18S 防3.44
02年 芝草宇宙 試55 4勝3敗11S 防3.58
井場友和 試45 1勝2敗11S 防3.77
03年 建山義紀 試32 2勝1敗15S 防2.17
04年 横山道哉 試58 4勝5敗28S 防3.39
05年 横山道哉 試48 1勝4敗12S 防4.47
06年 MICHEAL 試64 5勝1敗39S 防2.19
07年 MICHEAL 試56 1勝1敗34S 防2.16
08年 MICHEAL 試46 2勝2敗28S 防2.14
09年 武田久 試55 3勝0敗34S 防1.20
10年 武田久 試58 1勝5敗19S 防3.83
11年 武田久 試53 2勝2敗37S 防1.03
12年 武田久 試56 4勝4敗32S 防2.32
13年 武田久 試47 2勝2敗31S 防2.28
14年 増井浩俊 試56 5勝6敗23S 防2.48
2000年代前半は03年まで20セーブを挙げる投手はいなかったが、北海道へ移転した04年横浜から加入した横山道哉が28セーブをマークし最優秀救援投手を獲得。チームも00年以来のAクラス入りを果たし、同年から開始したプレーオフ進出を果たした。
06年からはマイケル中村が3年間務めた。変則的なフォームから投げ下ろす150キロ近いストレートを武器に06年、07年のリーグ優勝に大きく貢献。06年は当時のパ・リーグシーズン記録となる39セーブを挙げた。08年にはプロ野球史上20人目となる通算100セーブをマークするも、同年オフに巨人へトレード移籍した。
マイケルが去った後、守護神を任されたのが、マイケルが守護神時代セットアッパーを務めていた武田久。抑え転向1年目の09年は、3勝0敗34セーブ、防御率1.20と抜群の安定感を誇り、最多セーブ投手を獲得。10年はシーズン途中に中継ぎへ配置転換されるなど苦しんだが、翌11年、12年は再び最多セーブ投手となった。
ただ近年、セーブ数以上に不安定さが目立ち、14年には自身の不振から増井にそのポジションを奪われる形となった。今季は、武田久がその座を取り返すのか。それとも、増井が不動のモノにするのか注目だ。
日本ハムの最近15年の最多セーブ投手
00年 ミラバル 試48 1勝3敗19S 防3.6501年 ミラバル 試51 2勝6敗18S 防3.44
02年 芝草宇宙 試55 4勝3敗11S 防3.58
井場友和 試45 1勝2敗11S 防3.77
03年 建山義紀 試32 2勝1敗15S 防2.17
04年 横山道哉 試58 4勝5敗28S 防3.39
05年 横山道哉 試48 1勝4敗12S 防4.47
06年 MICHEAL 試64 5勝1敗39S 防2.19
07年 MICHEAL 試56 1勝1敗34S 防2.16
08年 MICHEAL 試46 2勝2敗28S 防2.14
09年 武田久 試55 3勝0敗34S 防1.20
10年 武田久 試58 1勝5敗19S 防3.83
11年 武田久 試53 2勝2敗37S 防1.03
12年 武田久 試56 4勝4敗32S 防2.32
13年 武田久 試47 2勝2敗31S 防2.28
14年 増井浩俊 試56 5勝6敗23S 防2.48