右肘の内側側副じん帯を部分断裂したダルビッシュ有投手が現地時間13日、じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けることを発表した。
手術後から復帰までに12~15カ月を要するため、今季中の登板は絶望的。期待されていた日本人初のメジャーデビューからの4年連続2ケタ勝利も事実上消滅した。
同日に会見を行ったダルビッシュは「残念なことだけど、手術をしたあとチームに何ができるかを考えている」と前向き。さらに術後のイメージについて「基本的に人と自分は違うと思っている。自分なりのアプローチをしようと思っている」と、早期復帰に向け語気を強めた。
これで日本ハム時代の2006年から続けてきた2ケタ勝利記録も9年でストップ(下記参照)。日本時代は高卒2年目からの6年連続2ケタ勝利に加え、同3年目からは5年連続の防御率1点台と、圧巻の成績を残して海を渡った。メジャーの舞台でも、13年に両リーグ最多の277奪三振を奪うなどトップ選手からも一目置かれる存在となった。
プロデビューから瞬く間に駆け上がった風雲児にとってまさかの小休止となったが、術後の成功者も多いトミー・ジョン手術を経てどんなスタイルで戻ってくるのか注目が集まる。復帰が予想される16年シーズンでもまだ29歳。キャリア後半でのさらなる飛躍に期待したい。
【ダルビッシュ有:プロデビューからの年度別成績】※は主なタイトル
●日本ハム
05年:14試合 5勝5敗 防御率3.53
06年:25試合 12勝5敗 防御率2.89
07年:26試合 15勝5敗 防御率1.82 ※奪三振、沢村賞、リーグMVP
08年:25試合 16勝4敗 防御率1.88
09年:23試合 15勝5敗 防御率1.73 ※防御率、最高勝率、リーグMVP
10年:26試合 12勝8敗 防御率1.78 ※防御率、奪三振
11年:28試合 18勝6敗 防御率1.44 ※奪三振
●レンジャーズ
12年:29試合 16勝9敗 防御率3.90
13年:32試合 13勝9敗 防御率2.83 ※奪三振
14年:22試合 10勝7敗 防御率3.06
●通算
NPB(7年):167試合 93勝38敗 防御率1.99
MLB(3年):83試合 39勝25敗 防御率3.27
手術後から復帰までに12~15カ月を要するため、今季中の登板は絶望的。期待されていた日本人初のメジャーデビューからの4年連続2ケタ勝利も事実上消滅した。
同日に会見を行ったダルビッシュは「残念なことだけど、手術をしたあとチームに何ができるかを考えている」と前向き。さらに術後のイメージについて「基本的に人と自分は違うと思っている。自分なりのアプローチをしようと思っている」と、早期復帰に向け語気を強めた。
これで日本ハム時代の2006年から続けてきた2ケタ勝利記録も9年でストップ(下記参照)。日本時代は高卒2年目からの6年連続2ケタ勝利に加え、同3年目からは5年連続の防御率1点台と、圧巻の成績を残して海を渡った。メジャーの舞台でも、13年に両リーグ最多の277奪三振を奪うなどトップ選手からも一目置かれる存在となった。
プロデビューから瞬く間に駆け上がった風雲児にとってまさかの小休止となったが、術後の成功者も多いトミー・ジョン手術を経てどんなスタイルで戻ってくるのか注目が集まる。復帰が予想される16年シーズンでもまだ29歳。キャリア後半でのさらなる飛躍に期待したい。
【ダルビッシュ有:プロデビューからの年度別成績】※は主なタイトル
●日本ハム
05年:14試合 5勝5敗 防御率3.53
06年:25試合 12勝5敗 防御率2.89
07年:26試合 15勝5敗 防御率1.82 ※奪三振、沢村賞、リーグMVP
08年:25試合 16勝4敗 防御率1.88
09年:23試合 15勝5敗 防御率1.73 ※防御率、最高勝率、リーグMVP
10年:26試合 12勝8敗 防御率1.78 ※防御率、奪三振
11年:28試合 18勝6敗 防御率1.44 ※奪三振
●レンジャーズ
12年:29試合 16勝9敗 防御率3.90
13年:32試合 13勝9敗 防御率2.83 ※奪三振
14年:22試合 10勝7敗 防御率3.06
●通算
NPB(7年):167試合 93勝38敗 防御率1.99
MLB(3年):83試合 39勝25敗 防御率3.27